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可愛い訪問者
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バタバタと言う騒がしい音
朝、旦那さんが忘れ物したのかな〜?
と思うようなバタバタ騒がしい音が1階から聞こえた。
もしそうなら、声をかけてくれるはず。
誰か、他の人が来たのかな???
私は、2階で、布団をたたんでいた。
旦那さんでなく他の人なら、待たせても悪い。
そう思い、1階に降りると、目の前を一瞬で何かが通り過ぎた。
鳥だ。どここら入ったのかな???とにかく逃してあげなくちゃ!!!
茶の間のサッシを全部開けいつでも逃げられるようにしたけど、今度は、どこに行ってしまったのかわからないくらいシーン。。。
あれ?もう逃げた?外に出られたんならよかった。
と独り言を言いながら、私は施術の準備に取り掛かる。部屋を行ったり来たりしていると、またシュッと一瞬何かが通り過ぎた。
まだ居たんだ!!!
するとドン!!!と鈍い音がした。
ガラスに自らぶつかってそこに蹲っていた。
「死んじゃった?」そっと様子を見てみると目がパチパチ。。。
よかった。
そっと体を包み込むように手で覆い、水をすくうみたいに持ち上げると
柔らかい。
温かい。
ふわふわして気持いい。
でも、小鳥は覚悟したのか私の手の中でウンチしてた。
少し写真を撮らせてもらい、ベランダに移動した。
小鳥ちゃんのタイミングで飛べるように、ベランダで少しお話していたら、あっという間に飛んでった。
良かったね。
元気に飛べて。
もう、人間のお家に入っちゃダメだよ。
もう冬になるから、温かく冬を越してね。
いろんな思いを込めて
バイバイ👋と手を振った。
小さく、可愛い奇跡をもらった素敵な朝のお話でした。