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ASD ほんとのひとり通学

発達障害の女の子のお母さんです。

娘はひとり通学しています。文字通り、ひとり。

顔見知りの子を見かけても、一緒に行かず、
お互い「おはよう」と小さく手を降る程度。
目視というか、小さめの挨拶。
駅のホームには、また別の子がいます。
また、小さめの挨拶だけ。
それぞれ「ひとり」です。

そして「ひとり」の仲間たちが、
今度は学校の最寄り駅、改札で一緒になります。
また、小さめの朝の挨拶はするけど、一緒には行きません。

私たちの感覚では、同じところに行くのだから、
待ち合わせしてなくても、挨拶を交わしたら、
なんとなく一緒に歩く、と思います。

娘は「ひとりで通学する」を大真面目に、
文字通り受け止めているのかもしれません。
お仲間もそうかな。

「一緒に行こう」と声に出さなくても、
なんとなくそれぞれ意識し合ってある?
テレパシー?

近くに一緒にいるけど、ひとり。
ひとりだけど、一緒に近くにいる。

お母さんからは、ひとりぼっちで可哀想には見えません。それどころか、掴みどころのない温かさを感じます。
お互いを干渉せず心地良さそうです。
今日も元気に行ってらっしゃい!






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