ホトトギス鳴かぬなら、、、どうする？

発達障害の女の子のお母さんです。

娘には定型発達の兄がいます。
この兄、可愛かった幼児期に興味を持っていたのは、男の子らしく昆虫と武将。

ある時、武将織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が
詠んだ？と言われる有名な句について、君ならどうする？と聞いたことがあります。
（まだ幼かったので、ホトトギスがで鳴くかな、と思ったら鳴かない。どうすればいい？と）
⚫︎鳴かぬなら　殺してしまえ　ホトトギス
⚫︎鳴かぬなら　鳴かせてみせよう　ホトトギス
⚫︎鳴かぬなら　鳴くまで待とう　ホトトギス　

当時、幼いながらも妹にいつも優しくて、
少し慎重なところがあったお兄ちゃん。
物騒なことは嫌うから、きっとあれこれ工夫して、鳴かせてみせようを選ぶかな？
それとも忍耐強く、鳴くまで待とうを選ぶかな？
このどっちかを選ぶだろうな、、、。
ところが、かなり考えたあと、
「取り替えてもらう」と。
鳴かぬなら　取り替えてもらおう　ホトトギス　
こんなのはじめてです！
幼くて可愛いけど、、、チェンジ？返品交換？
今どきの子ですかね。

発達障害の娘には、武将の話は少し難しいのですが、この問いに
「一緒にやろうって、言う」と。
こちらは、誘って一緒に鳴くパターン？
鳴かぬなら　一緒に鳴こう　ホトトギス
これもはじめて！
合唱コンクールみたいです。

本来の捉え方とは違うかもしれないけど、
個性あり！なんでもあり！

お母さんは、、、
ホトトギスが娘に思えてきます。
代わりに鳴こう、にしようかな？
いやいや、鳴かなくてもいいよ、にしようかな？
「鳴かぬなら鳴かなくてもいいよホトトギス」

娘にあれこれ求めてしまうけど、なりたかった「お母さん」にしてくれたから、いてくれるだけで本当は良いからね！