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冠婚葬祭はどうする?

発達障害の女の子のお母さんです。

人生の四大行事と言われる冠婚葬祭。
発達障害に関係なく、これらの行事は誰しもが
関わっていきます。
娘は、イレギュラーなこと、はじめての事、
人、場所は苦手なので、これらは、乗り越える
行事、壁やハードルのようなものです。

娘の場合のこのハードル、低い順にすると、、、
祭→冠→婚→葬になります。

①「祭」お正月、お盆
これは何度も経験してきたことや、行事食や室礼の楽しみをだいぶ知っています。
身内の集まりなら、もう大丈夫!

②「冠」七五三、成人式
3歳の時はお着物着れず、急遽ドレスに変更(被せたに近い)、靴を嫌がりいつものスニーカー。
7歳の時はお着物OK、短時間。
成人式は数年先なので、お楽しみ。

③「婚」親戚の結婚式
主役は娘ではないので、一緒に参列できただけで
合格。思いのほか、披露宴も楽しんでいました。
娘なりのドレスアップ、できる限りのテーブルマナー、頑張っていました。

④「葬」お通夜、告別式
これが一番ハードル高め。
突然決まるので、学校のこと、夜の外出、、
不安が大きいのが伝わってきます。
着るもの、身につけるも、の準備は親主導です。
子供たちには、お念珠をだいぶ前に揃えてあります。
⭐️中学からは制服があるので、日頃のアイロン、靴磨きに助けられます。ソックスは新しい物に。
⭐️幼児、小学生の時は、普段からシンプルな
もの、襟のあるシャツやポロシャツやネイビーのスカートやベストをワードローブに。
組み合わせを工夫します。

礼法は声をかけながら、一緒にします。(黒子のようにお辞儀するよ、手を合わせるよ、と)
お焼香など、やりたくないといった時は、隣りにいるだけで良しとしています。
近しい方の葬儀であっても、娘には慣れない雰囲気、知らない顔ぶれ、不安は大きいと感じます。

振り返りながら、考えると、、、
まわりを気にして、躾が出来てないと思われたくないと、できそうにないことを求めないのが一番良いかもしれません。
発達障害があることを、公言することも隠すこともせず、ありのまま。今の、いつもの娘で。
何よりお祝いの席なら、お祝いの気持ち、
お悔やみの席ならご家族への気持ちが最優先。

これから先も冠婚葬祭はあります。
お母さんは、その時間を共有できることを最優先にと思っています。




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