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雑記14 | 単発バイトは人間観察に適している

今日、半年ぶりくらいに単発バイトに行った。
万年てんてこまいの物流倉庫。
助っ人と言っては大げさだけれども、学生の懐を温めてくれるくらいのお金を稼がせていただこうとさくっと3時間ほど働いた。

単発バイトはその人の本性をあぶりだすと思う。

単発バイトは文字通り単発のバイトであるので、
次回以降再びそこにやってくるか否かは各人による。
つまり一度限りの会合であり、これがその人の態度や性格を映し出すのである。
どれほどミスをしたとしても、次来なければその日限りの人間関係となるし、適当に仕事をこなしてミスを謝らない人もいるし、ノルマなどなんのそので、亀のようにのんびりとしたペースで作業する人もいる。

一方で、分からないことは全て社員にきき、ミスをしたことはすぐに謝り
常に快速特急の速さで仕事をこなす人もいたりする。

つまり、単発バイトとは次いつ会えるか分からない人や、
初対面の人々同士が集まる、人間のサラダボウルであり、
そのサラダはその人の本当の姿を映しだしているのだ。

私は今後も、気軽に働きにここに来たいと思っているので
できるだけ慎重に、丁寧に、でも肩の力を抜いて働いている。

私はあまり体力がないので、重たい段ボールを運んだり、大きな声で指示を出し続ける人を遠目に、尊敬のまなざしで眺め、私も与えられた仕事をできるだけ迅速に行う。

1日8時間、週5日ここで働き続ける自信はないけれども、
たまの運動や脳トレや人間観察には、単発バイトはとても適していると思う。

身体を動かす仕事は、どこか瞑想にも似ていて、
意識が逸れて今日の晩御飯を考えたり、
また人間観察に徹したりと、散漫になりそうな意識をなんとかつなぎとめながら、また意識を仕事へと戻していくのである。

さて、いただいた3000円を何に使おうか、
などと、胸を膨らませてあれこれと妄想する。

労働を終えた瞬間と、お金の使い道を考えている時間、
これがアルバイトの醍醐味である。


追記:
私は大学の夏休みに入ったので、読書をしたり映画をみたりとインプットをしつつ、どこかでアウトプットも試みたいと思い、なんとなくブログを継続して書き始めた。

文章を書くのは得意ではないけれども、好きだという思いを強めている。
これからも、縛られず、とらわれず、のんびりと自分のペースで物書きを続けていきたい所存である。

2024.08.28


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