私の読書遍歴(高校~大学生)
本業が忙しく、更新が滞ってしまいました。
定期的に更新するのは大変ですね汗
さて、中学時代は歴史小説(特に山岡荘八)にはまっていた私ですが、
高校生になると、お小遣いも3000円になり(消費税分でCDアルバムが買えない…)、ある程度興味のある本も買えるようになりました。
(中学時代までは、申告制で親からお金をもらっていました)
高校時代はちょうど「TK時代」で、trf(当時は小文字でしたね)やglobe、華原朋美の曲を聞きながら登下校していたのを覚えています。
(てか、TM NETWORKの今年9月にあるライブに参加します)
高3になると、「この曲を聞くとあの思い出、風景が鮮明に蘇る」という出来事が多くなります。
特に「I'm proud」を聴いていた夏、「Can't Stop Fallin' in Love」をレンタルした秋、LINDBERGの「YAH! YAH! YAH!」を聞きながら通った受験会場…。
春・夏は予備校に通うこと自体が楽しかったなぁ。
……話が恋愛系に傾き出したので閑話休題。
高校生になると、再び推理小説に傾倒していきます。
まず、綾辻行人の『霧越邸殺人事件』です。
言わずと知れた「新本格派ミステリー」の旗手であり、代表作は『○○館の殺人』シリーズですが(早く最終巻が読みたい…)、私は本格ミステリでありながら幻想的でもあるこの作品が、綾辻作品で最も好きです。
(今でも初版(平成7年)の文庫本を、1年に1回は読み直しています)
さらに、高3(受験勉強もやってましたが)から大学にかけて最も衝撃を受け、その後ほぼ全シリーズを読破中の作家に出会います。
その作家がデビューするために「メフィスト賞」が作られた、という森博嗣です。
当時はそれこそ隔月で出版されているのか、という勢いで新刊が次々と出て、さらに講談社ノベルズの表紙もインパクトがあり、かつ処女作が
『すべてがFになる』
という「理系ミステリ」(ミステリーにしないのが森流)という帯ですから、興味が湧かないわけがありません。
このシリーズは全10巻で「S&Mシリーズ」となり、ノベルズの出版日を確認して購入するほどはまっていました。
特に今でも好きなものは5作目の『封印再度』と最終作の『有限と微小のパン』です。
現在は「WWシリーズ」が講談社タイガで出版されています。
数ページ読むだけで森ワールドが今でもすぐに広がる点で、息の長い作家だな(しかも多作)と感じています。
大学時代は、ほぼ森博嗣一色、と言ってもよいほどの読み漁りっぷりでした。
これが、社会人になると、またガラリと読書傾向が一変するわけですが、
また後日。