見出し画像

「わかる」のしくみ 「わかったつもり」からの脱却(新曜社:西林克彦 著) 読書感想文2

第3章 「わかったつもり」の原因

部分が読まれないのはなぜか
〜中略〜
使用されている文脈によって、ある部分に書かれていることが、ある程度予測がついたり、多少冗長にさえ思われるとき、その部分は「ああ、あれだな」といった感じで、ラフに読まれることになるのではないかと推測されます。これを、「読み飛ばし」とよぶことにしましょう。

「わかる」のしくみ p98-99

文脈との齟齬が大きく生じないため、このように読み飛ばしてしまうことはありそうだ。

精読・精査することの力をつけさせようと思ったら、ここに刺さらない
手はない。

読み飛ばしてしまいそうな箇所を、教師の読みによって発見し、それを発問にする。

もしくは、初読の感想の中で読み飛ばしてしまっているところに気づき、それを課題にする。

初読の感想で疑問に思ったことを述べている児童がいるならば、そこは齟齬が生じている可能性があるので、そこを課題にすることもできるかもしれない。(つまり、そこに引っ掛かれる子だと言うこともできる)


こんな感じで、本文から授業化を想定して書いていけばいいのかもしれない。

今日は週明けで疲れているので、このくらいにしよう。

無理せず、素晴らしいものにしようとしないことが、続けるコツと考えて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?