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元中高一貫経験者の怒り 脳死中学受験に物申す!それは本当に子供に必要ですか?

こんにちは。大学在学中に唯一応募した企業さんとは今年はご縁がなく、再受験のため地元で修行先を探している大島です。

さて、私の住んでいる首都圏では「子供の将来」の合言葉の元に中高一貫校への入学受験が盛んに行われております。特に親世代がそれはそれは大変な熱意でして、年間100万円する塾ですら「今行かせないと将来この子は落ちこぼれて!仕事がなくなる!」と必死に通わせているのですが…

ちょっと待って!?本当にそれは必要な事ですか!?そんなギャンブルに出なくても、子供の勤め先は見つかる!という話をしていきます。

そもそも中学受験しなければ駄目?

中学受験をしたい、という親の言い分として、「良い学校を出て、東京の上場企業でなければ、ブラック企業確定!地方なんてろくでもない!」という意見がございます。

しかし、それは間違いです。
東京本社でなくとも、上場企業でなくとも、人を大切にする就職先は存在します。

僕が新卒採用に飛び込んだ会社様もそのような企業でしてね。北海道の会社なのです。規模も数十人程。
私の経歴ですか?一浪一留半という首都圏大企業なら書類落ち間違い無しな経歴です。しかし去年からイベントも相談も応募も全て丁寧に対応して頂いてですね、選考も最終面接迄通して貰ったわけですよ。
結局今回は不採用だったのですが、その後キャリア相談等にも乗って頂き、「また応募してね!」とお世話になっているわけです。
どうですか、素晴らしい会社でしょう?生きる目標ですよ。
何も就職偏差値全体何位とか、年収ランキングがいくつとか、そのような基準でなくとも優良な会社はあるのです。であれば、そちらに最低限受かる条件を整える方が子供の為であると思いませんか?

また、「中高一貫校なら公立よりも教育環境が良い!」との意見もありますが…
実際に通っていた私からすると、

学校ガチャ、学生ガチャでハズレあり

としか言いようがございません。要するに、良いか悪いかは条件次第で全く分からないので再現性がまるでない意見と言わざるを得ませんね。
私の学校、ハッキリ言って「地元の方が良くね?」と感じる程度には荒れていました。退学者は当たり前、人を殴るのは当たり前、性被害を受けた生徒もおりました。後ろの代だとスマホを取り上げられて個人情報ばら撒かれたり、先輩がその犯行のグルだったり…黒い噂が耐えませんでしたね。
ちなみに高校偏差値ランキングだと首都圏内でもかなり上位の方であり、進学先には早慶や旧帝はありました。なのでママさん達からは羨望の眼差しを受けていたような学校なのですが…現実は残酷です。
自分が親なら願い下げですね。それこそ子供の教育には良くありません。

身近な居場所を忘れないで

では、本当に子供の将来の為になる進学先とは何か?
どんな学校に通わせれば良いのか?という話をしますが…結論から言いましょう。

普通の公立で問題ナシ!

はい、普通で良いです。
そもそも子供の将来として、「ブラック企業でなく、働き続けられる勤め先を!」と願う親は多いハズ。でも、そこに入る為の実際の最低基準がどこか、本当に分かっておりますか?
私が受けた企業の例だと…

大卒、もしくは短大卒(学校名自由)

はい、以上です。学校名、自由。偏差値が上でも下でも関係ない。大学ランキングとかもう気にすんな!世間はそんな基準で人を拒絶しませんよ!ということです。
例えば、「ウチは地方で…短大しかなくて…しかも一つの学部…」と言うならば、まずはその場所を目指す事を考えてみて下さい。そこから仕事を探すか、違う学部の4年制を目指すか考える!というように近場から未来を作れば良いのです。
そして、そこを目指すのに必要な学歴というのも、地元の公立高校に通っている生徒で十分。地元の公立高校には、地元の公立中学から、小学校から合格を狙うことが出来ます。
どうですか?


大抵の家庭であれば、既に今、子供の幸せな将来を実現する環境は整っています!

貴方の地元は、捨てたものではないのですよ!
ちゃんと将来に繋がる。
貴方の子供が、将来しっかりした大人達に支えられて働く事と、学校ランキングとにらめっこするの、どっちが本当に大切ですか!?
学歴ビジネスに手を出す前に、本当に今出来る事はないか、もう一度見直して見て下さい。
そうして見つかったものが、子供の今後を支えてくれる本当の助けになります。

もし、地元の学校が荒れていたら?

この意見の反論として挙げられるのは「地元の学校は酷くて荒れていて!」という意見ですが…
一部が荒れていても、全部が酷い例は稀です。
まずは、学校を変える前に、クラスを変える前に、席順からでも変えられないか、ちょっと行動してみてください。
 親子一組で相手してくれない場合でも、子供の友達や親友達で団結して相談すれば、その時点では変わらなくとも、翌年から何かが変わる可能性はあります。担任が変わるとかね。
私の学校でも過去にそのような形で立ち直った学級や生徒はいましたよ。

あとがき、徒歩10分から未来へ

ちなみに…私が採用試験で受からなかった理由については一つだけ思い当たる節がございます。もちろん企業さんが全てを話す訳は無いので、個人の推測にはなりますが…
「引っ越し代がなかった。」
私のお世話になっております会社さんは東京にも支社がございます。今すぐ北海道に行くのは金が無かったのでまずはそこから!と意気込んだものの…
スタジオはそこにはない。
もともと会社のブログや動画に惹かれて行ったので、「俺が作る!」と息巻いて応募したのですが…
制作スタジオは北海道のみ。つまり東京支社に配属してしまうと、大島君のやりたい事は出来ない。それは君の将来の幸せにならない。この一つが決定打になってしまいました。
なのでひとまず地元でそのような場所を…と考えてましたところ、みつけました。しかも最寄り駅の近く。交通費ゼロのとこにスタジオをね。
ということで、ちょっと明日、アルバイトさせてもらえないかガチで相談しにいきます。
これは冗談抜きで人生かけるんで明日の記事はお休みです。
そこでスタジオ経験積んで、引っ越し費用さえ貯まれば、ワンチャンはある。
さあ、未来への戦いを始めよう。

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