どん底を知っているから些細なことに幸せを感じる
どうもこんにちは、華水ちゃんです。
二日更新が出来なくてすみませんでした。あんまり体調が良くなかったです。骨髄移植をしたら、おそらくこういう日が増えてくると思います。
今の悩みは、舌に潰瘍ができてしまって、痛くてご飯を食べられないことです。今までだったら完食できていたものが、半分しか食べられなくなってしまいました。
さらに喋る時も痛いので、極力口を閉じて何もしないようにしています。本当に早く治ってほしい、、
今日は抗生剤と血小板の輸血があります。点滴中は右手が使えないので、左手でこの文章を書いています。めちゃくちゃ打ちにくいです。
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今日は「どん底を知っているから些細なことに幸せを感じる」って話をしたいと思います。ここでいう「どん底」というのは、主にICUに入っていた時期のことです。
ICUでの私の体験は本当に壮絶なもので、これはこれで別のnoteにまとめたいと思います。
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今年の一月頃に、私は肺炎が悪化していて、自分で呼吸をするのが難しくなってしまったので、ICUに入って人工呼吸器を付けていました。
ICUに入って最初の5日間(?)くらいは、眠る薬を使っていたので私の意識はありませんでした。(両親は私がICUに入った日に私と会話をしたと言っているのですが、私にはその時の記憶が全くありません)
目が覚めた時、全く知らない部屋で、全く知らない看護師さんがいたので驚きました。自分の今の状況が全く分かりませんでした。
さらに驚いたのが、自分の体が全く動かせなくなっていたことです。長期の入院生活で元々筋力が落ちていたところに、さらに寝たきりで1週間程過ごしたので、自分の手すら動かせないほどに私の筋力は落ちてしまっていました。
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この時は人工呼吸器の他に体に3本の管が繋がれていました。人生で一番多かったと思います。
まずはPICC(中心静脈カテーテル)。左腕の二の腕の内側に入っていました。これはICUに入る前から元々入っていました。口から食べられないので高カロリーの点滴を入れたり、抗がん剤を入れたりします。機能としては普通の点滴のような感じです。
次に鼻管です。これは右の鼻から食道まで入るチューブです。朝昼晩の薬も口から飲めないため、薬を水に溶かしたものをこのチューブから注射で入れてもらっていました。
最後にフォーレ(尿道カテーテル)です。寝たきりで、もちろんトイレまで歩くことは出来ないので、おしっこが自動的に排出される管が膀胱まで入っていました。
あとはオムツをしていました(オムツは今もしています)。便が出た時は、ナースコールを押して看護師さんに洗ってもらっていました。
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こんな状態で1ヶ月以上寝たきりで過ごしていたので、今普通に自分で動いて生活ができることがすごく幸せに感じるのです。
体を起こして座ることが出来る、トイレまで行って用を足すことができる、シャワーを浴びることができる、口から食事を摂ることができる…
あげたらキリがありませんが、普通に生活ができるというのが、私にとってはすごく幸せなことなのです。
ICUに入っていた時期があったからこそ、このことに気が付けたわけなので、その点ではICUを経験できて良かったのかなと思います。
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以上、「どん底を知っているから些細なことに幸せを感じる」話でした。
普通に生活していたら気が付けないことですよね。これに20歳という若い時に気が付けた私は幸せ者だと思います。代償がでかすぎましたけどね…
最近は体調が悪い日が続いていて大変です…早く良くなるといいなぁ
それでは、また。
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