「40歳の壁をスルッと越える人生戦略」
新しいテキスト入力ページを開くと、「読んだ本の感想を書いてみませんか?」とnoteによるメッセージが薄文字で表示される。
それに乗っかって、今日はそうしてみよう。
昨日、尾石晴さんの「40歳の壁をスルッと越える人生戦略」を読了した。
私は本は紙派なのだが、そうするといつでもどこでもスキマ時間に読めなかったりするので、初めて電子書籍(携帯で読めるように)を購入。
一言で言うと「これは私の人生を変える1冊になる」と感じた本だった。
感動して、思わず最後のページの感想フォームにもすぐに入力して送信した(電子書籍だとそういうことが手間なくできるのでいいものだとも思った)。
私はまさに今40歳の半分を過ぎたところで、壁というか、迷子のような精神状態に陥っていた。
この本は、そんな私の手を引いて、「これが壁だよ」「こうすると乗り越えられるかも」「こういう方法もあるよ」と優しくリードして手を引いてくれるような感覚があった。
こういう感じのジャンルの本を普段読むと、読んだ後はすごく気持ちが高揚するのだが(著者の考えに触れて、影響されやすい)、しばらくすると「はて?で、どうしたらいいんだっけ。ま、書いてあることを心掛ければいいって感じかなぁ」というふうに自分の中では終わってしまって、いつの間にか忘れていくことが多い。
「読んだ」ということで満足してしまって、自分の中に取り込んでないまま流れていってしまう(基本的には、そこにおける私のインプット方法に問題があると思います)。
でも、この本がすごいのは、やはりそれだけでは終われない感じがあるのだ。
はるさん(と、敢えてここでは呼ばせていただきます)の方法論がとても丁寧に分解されていてわかりやすく、じゃあ自分の場合はどうなんだろうと実際に考えてみたくなるところがすごい。
私のような人が陥りやすい「読んで満足」な状態では終わらず、読み終えてからが本番だという感覚を与えてくれる。
実は、はるさんのことを知ったのは今年に入ってから。
なので、ほぼ知ったばかり。
なのに本の購入までしてしまうほど魅力に感じたきっかけは、昨年秋から始めたVoicyでの耳活だった。
いろんな方のチャンネルを聴き、対談などを聞いて数珠繋ぎ式にはるさんのことを知ったのだが、本当に腑に落ちる話ばかりで、一気に虜になってしまった。
正直、最初は「ワーママ?すっごいいろんな事業をしてる人?なんかすごいエリートっぽいし…賢そうで、きっとすご過ぎて合わないかもな」なんて先入観を持っていた(申し訳ありません)。
でも、聞いてみると話し方はとても好感の持てるフラットさと誠実な印象。
「目線を下げている(ここでは嫌味っぽい意味で)」とか「へり下っている」ような違和感はどこにもなく、話すテクニックもとても洗練されていて、時折感じられる優しいお人柄に親近感がとても湧いたりして、一気に好きになった。
純粋に「この人、尊敬するなぁ」と思う。
はるさんの考えを分解して話しているだけ、誰かのお役に立てれば幸いです。という感じで、全く押し付けがましくないし、すごいキャリアの持ち主なのに、それを鼻にかける感じは全くない。
そういうのって、ほんの少しでも心の中にあると、不思議とわかるものだと思うけどそれがない。
なので、聴いていて本当に心地良いのだ。
なんだか、本の感想よりははるさんのチャンネルの素敵さの話をいっぱい書いてしまったけれど、これが今の私の中ではとてもホットな話題なので、とりあえずアウトプット第2回の記事はこの話題ということで。