見出し画像

【自己紹介】ゆらゆらしてから考える


こんにちは。今さらですが、自己紹介をさせていただきます。

基本スタンスは「ゆるく」あること

「ゆらゆらしてから考える」というブログ名は、「ゆるく」物事に取り組みたいな、という気持ちを表すものにしたいと思ってきめました。

「ガチガチの世界をゆるめる」

そう思ったきっかけは、コピーライターの澤田智洋さんが述べている「ガチガチの世界をゆるめる」という考え方です。

今の世の中では、私たち一人ひとりが世の中に合わせにいかなければならないと感じる場面が多いように思われます。でも、もうすこし世の中が私たちのほうによって来てもらったほうがいいのかな、と思っています。

澤田さんは、そんな世の中に少しの余裕を付け加えることで、多くの人にとって居心地のよい世の中にしたいと考えました。

具体的には、アートやスポーツ、音楽など、もっと身近にあるべきもののルールをゆるめ、多くの人が気軽に楽しめる世界を目指して「世界ゆるスポーツ協会」を立ち上げたのです。


アンケートによると、アートやスポーツ、音楽を楽しんでいる方は世の中的には少数派なのですね。これも、澤田さんの本からの学びです。

「ゆるく」あることは、決して「ぬるく」あることとは違います。「ゆるさ」を実現するにはテクノロジーや、現状を少し変えたいという意思や勇気が必要であり、提供する側にとっては「ガチガチ」にやるよりも難易度が高いと感じています。だからこそ、試してみる価値があると思っています。

回転してから考える

最近、関西のロックバンド「ハク。」(または「ハクマル」)の音楽をよく聴いています。

ハクの楽曲には独特の「ゆるさ」を感じます。インタビューでも自然体で、たわいもない話や一人ごとのような回答をしてパーソナリティを慌てさせる。そのちょっとズレた感じが新鮮です。

少し前のガールズロックバンドに見受けられた、女性であることをアピールする衣装やダンスシーン的なものは、ハク。のまわりにはなさそうです。普段着のまま公園でつるんでいる、みたいなMVがハク。には似合いますね。

最新アルバムの冒頭曲「回転してから考える」も、日常の独り言のようでいて、しっかりと考えを巡らせ、意識をあちこちに飛ばしながらのパフォーマンスを味わえます。そんな、ゆるさの中にみられるハク。の心意気を、ほっこりしながら楽しんでいます。

ゆらゆら帝国

とはいえ「ゆるい」はブログ名にしにくい。

「ゆるめてから考える」や「ゆるめながら考える」だと、さすがに「考える前に締めたほうがいいんじゃない?」と言われそうです。

そんな時にはたと思い出したのが、2010年に解散したバンド「ゆらゆら帝国」です。3人組のコンパクトな編成で、アルバムごとに異なるコンセプトを掲げ、過去のジャパニーズロックの遺産を大切にしながらも独自性を表現していたバンドです。

彼らの音楽はアルバムごとに無駄をそぎ落とし、最後のアルバムでは最小限の音でふわりとした浮遊感を表現。見事にやり切って解散しました。ライブではアンコールもなく、その潔さもまた彼ららしさでした。

まとめ

「ゆるく」ありたいのは、その方がチャレンジングで、誰にとってもハッピーな結末を迎えられそうだから。

「~してから考える」のは、日常感じた違和感を元に行動し、その結果をお伝えする、というスタイルのほうが無理なく続けられそうだから。

「ゆらゆら」するのは、型にはまらず気の向くまま話題を探しに行きたいから、というところだと思います。

よろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!