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DXのパラドックス~ツールを増やせど業務は減らじ~その4
こんにちは。
この記事は、私が実際に試したり経験してきたことを元に、感じたこと、考えたことをゆらゆらと書いています。
今回は連載記事の4回目です。
無理なく効果的にDXを進めるには?
ここまでいろいろ説明を繰り返してきました。
今回は、こんなことやってみるつもりです。という案を考えてみました。
1.各職員から意見を募る仕組みを作る
各業務システムから、入力実績データを抽出する
そのデータを集計して、その業務にかかわった職員のリストを作る
職員ごとの入力実績を集計、分析する
各職員に、分析結果を伝えるメールを送る
そのメールには以下の内容を付記しておく
一月の頑張りをねぎらうメッセージ
適正な業務遂行に対しての感謝の言葉
処理した業務量について「本社の推奨するやり方だと○○分で処理できると思いますよ」というコメントをつける
そのメールには、アンケートのフォームも添付しておく
質問や疑問があれば気軽に連絡がほしい、とコメントをつけておく
アンケートの結果や帰ってきたコメントを調査して次の打ち手を考える。
2.仕組みを作るうえで使えると思われるツール
各業務システムから、入力実績データを抽出する(RPA, API)
データ集計、職員のリストを作る(RPA, VBA, PowerPivot)
職員ごとの入力実績を集計、分析する (RPA, VBA, PowerPivot)
各職員に、分析結果を伝えるメールを送る (RPA)
そのメールには以下の内容を付記しておく (メール文はAIが適宜考案)
アンケートの結果や帰ってきたコメントを調査して次の打ち手を考える(人間!!)
3.この仕組みのポイント
既存の仕組みでも、個人レベルでも元の仕組みは作れそう
扱うデータ量が大きくなった時点でベンダーさんに依頼する
組織の階層を超えて、各担当にメッセージを送ることができる
「適正に対応すれば○○分で処理できるはず」という投げかけを行うことで各職員に考える機会を与える
意識の高い職員ほどアンケートに答えてくれる可能性が高いと思われる
組織の壁を越えた改善のネットワークを構築できる可能性がある
まとめ:DXって、シンプルに実現できそうな気がしてきました。
手の内を明かしますと。
過去一悩んだ記事
今回の記事は何度も書き直しを繰り返してまして、過去一番悩みました。
結局、あれこれ説明の文章を練り直すよりも、今までの連載の内容を受けて、何をすれば解決に近づくのか、その案を簡潔に言い切ったほうがいいのかな?と思いなおし、それだけに絞った記事にすることにしました。
言うだけではなく、社内で試してみます
今後実際に社内で「こんなことしませんか?」という投げかけをしてみて、その結果をお伝えできればと思います。
今日はここまでとします。
お読みいただき、ありがとうございました。