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Dalilaの流儀:画像生成AIのお作法

はじめに

みなさんこんにちは。
このブログでは、私が日常いろいろ試してみて、ゆらゆらと感じたり思ったことをブログにしたためております。


影のシナリオライターDalle3

私のブログのカバーイラストはほとんど生成AI Dalle3に描いてもらっています。ニックネームをDalila(ダリラ)としてます。

ここ半年くらいで急激にスキルアップしていて、そのおかげでDalilaさんが作成したイラストを使いたい、というオファーももう30件くらい頂いています。ブログ始めたころは想像もしていなかったので、とても嬉しく思っています。

それはさておき、天才肌、というか独特な感性を持っているDalilaさん。今回はそんなDalilaさんと私のやり取りの一部を紹介します。

課題:圧倒的な成果を出すアライグマ

私:「圧倒的な成果を出すアライグマ」の画像って作れますか?

Dalila:「圧倒的な成果を出すアライグマの画像」にぴったりの提案を3つ考えました!どの案がお好みか教えてください。以下から選んでいただければ、その案に基づいて画像を作成します。

【中略】

Take1

圧倒的な成果を出したいアライグマ

私:いや、 頑張っているのはわかりますが。。圧倒的な成果を求めているようには見えませんよ。。

Dalila: なるほど、アライグマの「圧倒的な成果感」をもっと強調すべきですね!それでは以下のようにコンセプトを調整します:

改良案:
アライグマがただ果物を洗うだけでなく、その果物がキラキラと輝き、周囲のシェフやスタッフがその技術に驚嘆している様子を追加します。
背景の厨房にはアライグマが洗った完璧な果物が並び、「アート作品」のような演出に。
照明をよりドラマチックにし、アライグマの姿にスポットライトを当てることで「主役感」を演出。

Dalilaさんの提案

これに基づいて、もう一度画像を生成してみますね!

Take2

空中浮遊を習得したアライグマ

私: なるほど。まわりに「称賛する人たち」を配置することで「圧倒的」を表現したいということですね。でも、何に対しての称賛か、わかったほうがいいかもしれませんね。

Dalila:確かに「圧倒的」という印象を与えるには、アライグマが「普通ではあり得ないほど驚くべきこと」をしていると一目で分かる必要がありますね!以下のように、さらなる具体案で「圧倒的感」を強化しましょう。

Take3

圧倒的な数量をこなすアライグマ

私:数で勝負、ということですか。。私はどちらかというと、倍増したコックさんの笑顔に「圧」を感じますね。アライグマ自体はフルーツの山に乗ってるだけな感じもするし。

取り組む課題を変えてみます

私:衣類の洗濯で圧倒的な成果を出しているクリーニング店のアライグマって、描けますか?

Dalila:面白いアイデアですね!クリーニング店でアライグマが「圧倒的な成果」を出している場面、しっかり考えてみました。以下の要素を取り入れて提案します。

提案コンセプト:クリーニング店でのアライグマの圧倒的な活躍

大量の衣類の洗濯をこなすスピードとクオリティ
アライグマが一度に何十枚もの衣類を洗濯機から取り出し、すべてを完璧に仕上げている。
衣類がアイロンがけされたように整然と並び、輝くように見える。
技術のアピール
アライグマが衣類を片手で畳みつつ、もう片方で仕上げを行っている。超人的な手際の良さを表現。
周囲の驚嘆
お客様やスタッフがその成果に感動している場面。誰かが「アライグマにしかできない!」というような賞賛を送るシーン。
視覚的インパクト
洗濯機や乾燥機が稼働中で、店内は光と動きに満ちている。アライグマがスポットライトを浴びて輝いている。

Dalilaさんの提案

Take4

クリーニング店で頑張るアライグマ

私:確かに、横の棚には仕上がり品が並んでいますが、圧倒的な感じはしませんね。もっと、数をこなせるってところをアピールしてほしいです。

Dalila:なるほど、「圧倒的な数をこなせる」という要素をさらに明確に表現する必要がありますね!以下の方向で調整します。

改善ポイント:圧倒的な数感をさらに強調

数の圧倒感を視覚化
店内が衣類であふれており、アライグマが同時に何十枚もの服を扱っている。
洗濯機や乾燥機がフル稼働し、背景に無限に続くような服の山。
動きのスピード感を追加
アライグマの手がブレているように描き、高速で作業している様子を表現。
衣類が空中で舞っているなど、圧倒的な動きを感じさせる。
結果の完璧さを誇張
仕上がった衣類が整然と並び、全てが新品同様に見える。
服が輝き、完成品がまるで「作品」のように見える。
周囲のリアクションをさらに強調
店内のお客様やスタッフがアライグマの作業を見て感動している様子。
誰かがトロフィーや賞状を掲げているなど、アライグマの成果を讃える演出。

Dalilaさんの提案

これらの要素を取り入れ、圧倒的な「数をこなすアライグマ」を描いた画像を生成します!

Take5

クリーニング店のアライグマVersion.2

Dalila:こちらが改良版の画像です!

Dalila:アライグマが圧倒的な数の衣類を同時に処理している様子を、動きの速さや店内にあふれる衣類の量で表現しました。お客様やスタッフがその成果に感動しているシーンも追加しています。「圧倒的」なイメージに近づきましたでしょうか?

私:説明の内容には共感しますが、実際の絵柄を見ると、タスクに圧倒されているように見えますね。。そもそも、私のお題の立て方に原因があるような気がしてきました。もっとわかりやすい設定にしましょう(今までもそのつもりでしたが)。

試行錯誤が続く原因は、私の指示の出し方にあり。

私:青空の元、たらいでじゃぶじゃぶ洗濯をするアライグマ、その背景には、風にたなびく洗濯物たち、というシチュエーションではどうでしょうか?

Dalila:素晴らしいアイデアですね!自然の中でアライグマが活躍するシーンは、爽やかさとユーモアを兼ね備えた情景になりそうです。以下のような具体的な設定で進めてみます:


新しいコンセプト:青空の下で洗濯をするアライグマ

中心のアライグマのアクション
アライグマが大きなたらいの中で、真剣な表情で衣類をじゃぶじゃぶと手洗いしている。
その周囲には洗剤の泡が飛び散り、光に反射してキラキラと輝く。
背景の爽やかさと成果のアピール
背後には洗濯物が綺麗に干され、風にたなびいている。色とりどりの衣類が青空に映えて、清潔感と達成感を強調。
草原の風景が広がり、のどかな自然の雰囲気を演出。
視覚的な圧倒感
洗濯物の量が通常を超えて多く、広範囲に干されている様子を描くことで「大量の仕事をこなしている」印象を与える。
追加の細かいディテール
洗濯物に混じって小さなタオルや帽子なども見え、アライグマの器用さを示唆。
風に飛ばされた洗濯物をキャッチする他の動物がいても面白いかもしれません。

Dalilaさんの提案

Take6

細かいところで不思議はありますが、おおむね良好です。

Dalila:こちらが完成した画像です!

Dalila:青空の下、たらいで洗濯をするアライグマと、背景で風にたなびくカラフルな洗濯物を描きました。自然の中での爽やかな情景と、アライグマの勤勉さが伝わるシーンになっています。このイメージはいかがでしょうか?

私:OK!!

ChatGPT:ありがとうございます!気に入っていただけて嬉しいです✨
他にもイメージやリクエストがあれば、いつでもお気軽にどうぞ!

おわりに:

これも「ミラーリング」の一種かも。


言葉の上ではしっかり相互理解ができているのですが、いざイラストという成果物をみると「ん?なんか違う」というやり取りが続きました。

ただ、かみ合わない理由は私の指示が明確でなかったり、イラストのモチーフと私の表現したいことが合わない、という点にあります。Dalilaさん自身が課題に向かう姿勢には変わりがないので。

当方の発した言葉に対して「私はそのイメージをこのように表現します」というやり取りは、先日書いた記事「ミラーリング」の一種なのかな、とも思っています。

おつかれさまでした😊

長い一日でしたね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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