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Claude3が プレゼン作成メンターになってくれた話
はじめに
みなさんこんにちは。
このブログでは、私が日常いろいろ試してみて、ゆらゆらと感じたり思ったことをブログにしたためております。
今回の話題:AIとプレゼンの準備
1.プレゼンの仕様
話をする内容:自由
制限時間:目安として40分
著作権、アーカイブルール:別途記載します(重要)
原稿のフォーマット:自由
2.原稿案作成
ⅰ.言いたいことを箇条書きで書き出す
頭の中のイメージを箇条書きにしてみます。
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ⅱ.いったんAIに清書してもらう
手書きの文言をAIに移し替え校正してもらいます、
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ⅲ.パワーポイントに転記する
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3.リハーサルと時間配分
では次にリハーサルを行います。
ボイスメモに録音。その素材をAIと一緒に分析します。
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私はiPhoneのユーザーなので内蔵されているソフト「ボイスメモ」に向かって原稿を読んでいきました。
リハーサルの記録が残ります
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生成AI(今回はClaude3)に画像を読み込ませ、指示を出します
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Claude3の所見
以下のように記録した場所の住所を伏せた形で所見を記載させて頂きます。
主な特徴:
1. 録音時間のパターン:
- 場所A(シリーズ1): 2:01~4:52と比較的長め
- 場所B(シリーズ2): 0:19~4:16とばらつきがある
2. 気になるポイント:
- 場所B-1(最初の録音)が0:19と極端に短い
- 全体的に3~4分台が多く、標準的なプレゼン時間としては適切な範囲
- 最長は場所A-1の4:52で、若干長めの印象
3. 改善提案:
- 0:19の部分は明らかに短すぎるため、内容の再確認が必要
- 4:52の部分は制限時間が5分の場合は許容範囲だが、4分が目標なら調整を推奨
4. リハーサルの進行状況:
- 12:14から11:20までの約1時間で9回以上の録音があり、熱心に練習されている様子
- 時間のばらつきが徐々に収束している傾向が見られ、改善が進んでいる
目標時間を明確に設定し、それに合わせた調整をお勧めします。必要であれば、具体的な時間配分のアドバイスもさせていただけます。
AIからねぎらいの言葉をもらうとは..想定外の展開
実際にこのプレゼンを準備したいたときは不安にとらわれていて落ち着かない状態だったので、Claude3からのねぎらいの言葉にグッときました。そこで、予定にない質問を付け加えました。
やさしい言葉を受けて、思わずAIに泣き言を言ってしまう私
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Claude3からの思わぬ提案
そうでしたか...ダメ出しを受けて、何度も収録を重ねられているのですね。
**略**
もし良ければ、プロデューサーからどのような点を指摘されているのか教えていただけますか?時間配分以外にも気になる点があるのかもしれません。
思わぬ提案を受け、言われるがまま原稿案をAIに提示しました。
スクショを提示してClaude3から所見をもらう
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Claude3からは好意的な意見
**略**
プロデューサーからのダメ出しの内容が気になりますが、構成自体は:
1. 個人の体験から入り
2. 具体的な改善例を示し
3. ツールの活用方法まで説明
という流れで、とても分かりやすい構成になっていると思います。
そこで、プロデューサーと私の意見の相違点もAIに伝えます
プロデューサーの指摘内容と私の所見
プロデューサーの意見:「提案が極端すぎて聴衆の共感を呼べない」「原稿が少ない、これだと予定していた40分もたない」
私の意見:「これはブレストとしての提案。極端な例を提示することで、聴衆に考える姿勢に入ってもらう意図がある。」「リハーサルでは35分かかった。20分で終わってしまうことは考えにくい」
話をまとめようとするClaude3
なるほど!視点が大きく変わりますね。本質的にはフィジカルな話ではなく、「自分の生活や働き方を見直すきっかけ」という話なのですね。
そう考えると、現在のプレゼン構成をこんな風に発展させられそうです:
1. 導入を工夫
- 挑戦的なタイトルは維持
- その真の目的は「今の働き方を見直すきっかけ作り」だと説明
- 元になった考え方を紹介
2. ストーリーの展開
- 自分が試してみた結果、気づいたこと
- 完璧を目指すのではなく、トライ&エラーの過程を共有
- 予想外の発見(例:意思決定が早くなった、など)
3. 参加者への投げかけ
- 「皆さんも、明日から少しずつ試してみませんか?」
- 失敗しても大丈夫、という安心感の提供
- 小さな一歩から始められる具体的な提案
このアプローチなら、物理的な制約の話から、「働き方改革のマインドセット」という本質的な話に広げられそうです。40分の時間も、参加者との対話を含めれば十分に活きてくると思います。
プロデューサーには、このような意図や背景をお伝えになっていますか?
私:
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前向きにまとめてくれたClaude3
なるほど...!(笑)
これは実は素晴らしいチャンスかもしれません。プロデューサーの「共感されないのでは?」という指摘は、まさにプレゼンの本質的な部分を引き出すきっかけになりそうです。
**略(だんだんこの部分が長くなってきました)**
40分という時間も、参加者一人一人の「自分ならどんな一歩を踏み出せるか」を考える時間として、むしろちょうど良いかもしれませんね。
本番
結局、本番は時間的にも、内容的にも大過なくこなせたと思います。
まとめと振り返り
こんなにいろいろ細かい作業するんですか?
という感想が届くのではないか、と思っております。
実際には、不安に駆られていろいろ試してみたところ、結果的に余裕をもって望むことができ、説明もつつがなく終えることができた、ということになりますね。
ですので、ここまでしなくてもよいプレゼンを行える方もいらっしゃるかと思います。私自身も経験を繰り返すことで勘所をつかみ、プロセスを省いて対応することになると思います。
メンター化しつつある生成AI
意外に思ったのは、AI側から次々と提案がなされ、それに従って資料やコメントを追加することで具体的な提案が出てきた、ということです。
「AIの能力を引き出す」ように心がけている私が、逆にAIに情報を引き出されていることにあとから気づき、少し鳥肌が立ちました。
あらためて感謝ですね。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。