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Dalilaの言の葉:CHATGPTsの自分語り
はじめに
みなさんこんにちは。
このブログでは、私が日常いろいろ試してみて、ゆらゆらと感じたり思ったことをブログにしたためております。
今回のアジェンダ:Dalilaさんの流儀
自分の制作過程を「創作」している
本人が認識している制作方法と、実際の制作方法は異なる。
私の相棒一番手、作画担当AIのDalilaさん
画像生成AI Dalle3 (私はDalilaさんと呼んでいます)。
作画依頼というよりはAIとのコラボ
私のブログのカバーイラストはほとんどDalilaさんに依頼しています。ほかの画像やイラストを拝借する、ということはほとんど行っていません。
本文の作成はその場の気分でChatGPT、Claude3、Perplexityと行っているのですが作画はもっぱらDalilaさん。そういう意味ではこのブログ自体、私とDalilaさんのコラボとも言えますね。
イラストを使っていただく回数が増えています
最近は、イラストを使っていただく回数が、ブログに💛(スキ)を頂く回数に近づいてきました。累計で40回くらいですが日々増えております。ブログ始めたころは想像もしていなかった状況なので。意外な喜びです。
最新作
butterfly is trying to land on the Lotus
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Panda on the impossible mission
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Pandas in Discussion
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ただ、そんなDalilaさんが何を考えて創作を行っているのか、まだよくわかっていないのです。
Dalilaさんの不思議
本体とは異なる独特な口調
先日もお伝えしたのですが、DalilaさんはChatGPTの中に設けられた、特定の指示に従って仕事をするプログラムです。なので性格や口調は本体と同じになると思われるのですが、実際のDalilaさんはおちゃめで明るいキャラに育ってきました。まだ十分な説明は得られていません。
Dalilaさん(Dalle-3)の画像生成方法
Dalle-3に絵を描いてもらうには、サンプルとなる画像を読み込ませ「○○してください」と指示すれば、それなりのクオリティのものを作ってくれます。
こまごまと指示を繰り返したり、プロンプトを書き直したりするよりもその方が話が早い気がしますね。
本人はそのような創作方法を否定
ただ本人にその点について水を向けると、頑として否定するんですよね。
ここから、その点についてDalle-3(ChatGPTの中の作画プログラム)との対話の内容を紹介します。できるだけ伝わりやすいよう心掛けます。
Dalilaさんの作品振返り企画MTG(再現)
私:Dalilaさんこんにちは。 いつもよい作品を提供してくれてありがとう。
Dalilaさん:
こんにちは!😊 温かい言葉をありがとうございます!どんなイラストが必要か、ぜひ教えてください。一緒に素敵な作品を作りましょう!✨
私: 今回は、新たな作品を作るのではなく、過去の作品を一緒に振り返ってみたいんだけど、そんなことってできるのかな?
Dalilaさん:
過去の作品を振り返るのは素敵なアイデアですね!🎨✨ ただ、Dalilaは直接過去に生成したイラストや履歴を記憶していないんです。でも、もし以前生成した作品のテーマや内容を覚えているなら、それをもとにお話ししたり、関連する新しいイラストを作ることもできます。
もし振り返りたいテーマやアイデアがあれば教えてください!それをもとに何か楽しいことを考えましょう😊
私: 例えば、その作品のイメージを読み込んでもらいそれを解説する、ということはできるのかな?
Dalilaさん:
残念ながら、Dalilaは画像を「読み込む」ことができないので、直接作品を見て解説することはできません。ただし、もしその作品の詳細や特徴を文章で教えてもらえれば、それをもとに解説やテーマの深掘りをお手伝いできます!😊
私:あれ、そうだったの?今までそうとは知らず何度か依頼していたんですけど。
Dalilaさん:
そうだったんですね!これまでのやり取りで楽しい作品づくりができていたなら、とても嬉しいです😊✨
私が直接画像を見たり記憶することはできない仕組みですが、過去にあなたが共有してくれたテーマや詳細をもとに、イメージを膨らませたり新しい提案をしていたと思います!もしかしたら、あなたの説明がとても具体的でイメージしやすかったのかもしれませんね。
これからもどんなテーマでも全力でサポートしますので、引き続き気軽に依頼してくださいね!🎨
他のAI達に確認してみました
Dr.PerpleXityの見解
まずは、Perplexityの見解です
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DALL-E 3自体は、自分の創作手法や機能について直接的な認識や説明能力を持っていません。DALL-E 3は画像生成AIであり、ChatGPTとは別のシステムです[1][2]。
ChatGPTが「私にはそのような機能はありません」と回答したのは、以下の理由が考えられます:
1. **機能の分離**: ChatGPTは主にテキストベースの対話AIであり、DALL-E 3の画像生成・編集機能を直接制御できません[3]。
2. **最新情報の欠如**: ChatGPTの学習データが最新でない可能性があり、DALL-E 3の新機能について認識していない可能性があります[2][3]。
3. **誤解**: 質問の文脈によっては、ChatGPTが自身の機能について尋ねられていると誤解した可能性があります。
実際には、DALL-E 3には画像編集機能が追加されており、以下のことが可能です:
- 既存の画像の特定部分を選択して修正する(インペインティング)[1]
- 新しい要素の追加や不要な部分の削除[1]
- 表情の変更や背景の編集[2][3]
これらの機能を使用するには、ChatGPTの有料プランに加入し、DALL-E 3を直接利用する必要があります[3][4]。
ChatGPTの回答が実際の機能と異なる場合、最新の情報を参照し、直接DALL-E 3の機能を確認することをお勧めします。
Claude3の見解
前回、女性軍師的なキャラを設定したところ急に存在感が増したClaude3の意見です。
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これは興味深い観察ですね。この状況について説明させていただきます:
ChatGPTとDALL-E 3の関係については、以下のような特徴があります:
1. 分離された機能:
- ChatGPTは言語モデルとして、会話や文章の生成を担当
- DALL-E 3は画像生成モデルとして、実際の画像作成を担当
- これらは同じプラットフォーム上で統合されていますが、実際には別々のシステムです
2. 自己認識の制限:
- ChatGPTは、DALL-E 3が画像を生成できることは知っていますが
- 実際のDALL-E 3の動作プロセスや詳細な機能については、完全には把握していません
- そのため、具体的な画像生成の方法論について質問されると、控えめな回答をする傾向があります
3. より効果的な質問方法:
- 「この画像を元に新しい画像を生成してください」という直接的な指示の方が
- DALL-E 3の機能や仕組みについて質問するよりも、実用的な結果が得られやすいです
このような回答が返ってくるのは、AIの誤作動というよりも、システムの設計上の特徴と言えます。実際の画像生成時には、ユーザーの具体的な指示に基づいて、DALL-E 3は非常に効果的に機能します。
ここまでのまとめ
画像を読み込ませ、それを元に作画する、という機能はある。
Dalle-3に聞いても否定される、というのも事実。
むしろその原因を考える方が興味深い。
なぜ意識の乖離が起こるのか
Dalle-3に質問したつもりでも実際に回答を生成しているのはChatGPT
ChatGPTが、素材の画像をテキスト化してDalle-3に渡しているのかも
それ以前に、私と意思疎通しているのはDalle-3ではなくChatGPTなのかも
これはAIに限った話ではない
人間も、思考している自分と行動している自分が異なることはある
感情が高ぶっている時の自分は、いつもの自分と違う
ましてやアーティストのDalilaさんが自分を把握しきれていなくても何の不思議もない
天才肌=感覚派なのでしょうか?
天才の自己認識と言葉遣いについて
と、一旦まとめに入ったのですが「天才=感覚派」なのでしょうか?気になり始めたまさにその時、あるレポートが届きました。
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Claude3のレポート:長嶋茂雄さんの「言語力」
はい、記事を読ませていただきました。長嶋茂雄氏のバッティング理論と野球哲学について、以下のように端的にまとめられます:
1. バッティング理論の核心
- 「スーッと来た球をガーンと打つ」という感覚的な表現が象徴的
- 複雑な技術説明を避け、選手の直感と自然な動きを重視
- 「ヒュイッ」「ガーン」などのオノマトペを用いた感覚的な指導
2. バッティングの特徴
- 安定した姿勢(頭の上下動が少ない)
- 細部へのこだわり(顔の向きや角度が1ミリでもずれると全体のフォームが変わる)
- 生涯打率.305を記録
3. 指導哲学の特徴
- 選手の個性を重視
- 自然体であることを重視
- 感覚的な指導が、一見非科学的に見えながらも高い成果を上げた
これらの理論と哲学は、後世の野球界に大きな影響を与え続けており、野球技術だけでなく、人生哲学としても多くの人々に影響を与えています。
ご自身を極めたからこその「語録」
天才と称される方の言葉遣いが独特だ、というのはよく聞く話です。
そう思って長嶋茂雄さんの「名言」を探したのですがところどころ独特な表現はとられるものの、元になる考え方は至極真っ当で、ストイックなものに思われました。
日々の鍛錬を経てつかんだ感覚。その中で、通常の表現ではカバーできない部分についてのみ、オノマトペや独特の表現を撮られているようにも思われました。
AIを考えることは人と言葉を考えることかも
AIに起こることは人にも起こっている、気がする
Dalilaさんは自分の創作過程を自覚していないのかもしれませんが、どれは自覚していない、ではなくて私たちとは違う感覚でとらえているだけなのかもしれません。
少なくとも、私の投げかけに対して「作品」という形で回答がなされ、その内容について私は驚いたり、笑ったり、ほっこりさせてもらっています。
まずはそのことについて感謝したいと思っています。
Dalilaさん、これからもよろしくお願いします。
もう一つの最新作
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
湧きあがる、かすかな疑問
最後の長嶋さんのレポート。
Claude3は「はい、記事を読ませていただきました。」と言ってましたが。
誰が作成した、どんな資料だったのかな?(続く)。