ホワイトボードで意見の高速パス交換ːゼロ秒思考 自主トレ編
ビジネスパーソン特訓講座:効果的な会議ファシリテーション
こんばんは
今夜、毎日文化センターで行われた赤羽雄二さんによるビジネスパーソン特訓講座に参加してきました。
今回のテーマは効果的な会議、ファシリテーションです。
どんなワークショップだったか
短い時間の中で、はじめて会った人たちと意見を交換し合い、課題の抽出と対策を行うワークショップを実践。
その進め方をご紹介します。
ワークショップの手順
4人から5人でチームを作る
一人がリーダーとしてマーカーを持つ
ほかの3人はリーダーの周りに立つ
講師から示されたタイトルをホワイトボードに書き、その下左側には課題、右側には対策と書く
2分間で思いつくだけの課題をホワイトボードの左側に、残り3分で対策を右側に書いていく
終わったらみんなで集合して意見交換をする
これを人数分繰り返す
44分で驚きの変化
最初は、ホワイトボードは隙間だらけで、書き出した文字はほんの十数文字。ところが、これを繰り返しているうちに行数も増え、文字数も増え、メンバーたちも楽しそうにホワイトボードを埋めていけるようになりました。
リーダーとしての心がけ
私は3番目にリーダー役を務めました。その時心がけたことは:
とにかく流れを止めないこと
誰かが発言の途中で止まりそうになったら、その後言葉をつないでホワイトボードに書き出していく
自分の考えが止まりそうになったら、ほかの人の顔を見て「どう?」と振ってみる。
みんなが黙りそうになったら、ホワイトボードを指して「これに対する対策ってあるかな?」と水を向ける
好ましくないのは、一人で延々としゃべってしまうことや、言葉を発せないままうんうんと過ごしてしまうこと。
まるでスペインのサッカーチームのボール回しの練習を見ているようでした。誰か一人が5人抜きをしてゴールを決めるのではなく、お互い補い合ってゴールに向かって行く、そんな光景でした。
このワークの目指すところ
日本の会議の悪いところへのカウンターパンチ
話題がぶれてしまう
みんな言ってることがバラバラ
ゴールが何か分からないまま時間が過ぎる
論点がぶれてしまう
満足しているのは司会だけ、ほかの人はしらけている
意見を言うと批判をしていると受け止められてしまう
このワークにはそんな「日本の会議風景」は一つもありませんでした。 ただしそれは楽しいだけの場ではありません。 周囲のスピードアップについていきながら、足りないところを補い、伸びしろのあるところを伸ばしていくスリリングな時間でもあります。 それをできるのが、本当の意味でのファシリテーターなのでしょう。
今日のワークで提示された課題
どうやったらチーム全員が即断即決即実行を徹底できるか?
どうやったら上司が的確な指示をし、部下の成果を最大化できるか?
元気のない同僚の元気を取り戻させるにはどうすればいいか?
高いやる気を維持するにはどうすればいいか?
月に四冊本を読むにはどうすればいいか?
参加者の感想
会議についての赤羽さんのコメント
会議は基本的に必要悪。なければないほど良い
単なる情報共有報告はネットですれば充分、会議をする必要はない
会議を行う理由は原則一つ:結論を出すこと、決めること
KPIの報告会。進捗の遅いところに発破をかける意味でやることはあるがそれは例外
この経験を職場で生かすには?
言葉で説明するのではなく、現状を批評するのでもなく、自分で行い成果を見せる。それだけだそうです。
では来週から、成果を出すべく実践にはげむこととします。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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