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Actuion Reading:「だから何?」と言われないための読書術

こんにちは
このブログでは、日々ゆらっと試してみた効率化のコツやテクニックを紹介していきます。「もっと効率的に仕事がしたい」「小さな工夫で大きな変化を生みたい」と思っている方に、ぜひ読んでいただきたいです。

読書の秋を迎えるいま、読んでおきたい一冊 「ActionReading」by赤羽雄二さん

赤羽雄二さんは、私が現在参加しているFacebook上の勉強会「ブレイクスルー講座」のコントリビューターです。赤羽さんの数多い著書の中でも、この「ActionReading」は私に最も大きな影響を与えてくれた本です。

アクションリーディングとは?

アクションリーディングとは、読んだ本から得た感動や学びを、最も効果的に自己成長に活かす方法です。本書では読書を今後の活動に生かすいくつかの方法が提案されていますが、私が特に気に入り、今も継続しているのが読み終わった後に「チャレンジシート」を作成することです。

チャレンジシートの概要

チャレンジシートは、本を読んだ後に4つのポイント
1.この本を読んだ目的、ねらい
2.読んでよかったこと、感じたこと
3.この本を読んで自分は今から何をするか
4.3か月後には何をするかどうなっていたいか
を手短に書き出すことで、読んだ後の想いを次に生かすことを目指します。

チャレンジシートのフォーマット

例1「家族だから愛したんじゃなくて 愛したのが家族だった」by岸田奈美さん

この本は、近頃NHK総合でも放送されたドラマ作品の原作です。読了後、私はチャレンジシートを作成しました。これにより、単なる感想にとどまらず、本から得た想いを日々の生活の中に落とし込むことができたように思います。

チャレンジシート1

例2「超ミニマル主義」by四角大輔さん

私は今年の7月に地方から首都圏に転勤しました。新生活を機に生活習慣を見直したいと思い、この本を手に取りました。読んだ後で、本に共感した点、新生活に向けての準備、新天地で何をするか、どうなりたいかについて短時間で書き上げ、今も行動の指針としております。

チャレンジシート2

例3「22世紀の民主主義」by成田悠輔さん

チャレンジシートの特徴の一つに「その本を読もうと思ったきっかけを明記する」があります。私はこの本を「言いたいこと言っても嫌われない人が書く本って、どんな内容なのだろう?」という独特の動機から読み始めました。その結果「自分の過去や相手の人物像に囚われることなく過ごすことが、嫌われない秘訣なのかな?」という仮説にたどり着きました。    それが果たして正しいのか?実際に日々そのように過ごし、成果の有無を確認するつもりです。

チャレンジシート3


「だから何?」と言われないためのアクションリーディング

読書後、誰かに本の内容を熱く語ったとき、「だから何?」と言われたことはありませんか?アクションリーディングは、まさにこの「だから何?」に答えるための読書法です。

従来の読書感想文が「本を読んでどう思ったか」をまとめるのに対し、アクションリーディングのチャレンジシートは一歩進んで、「だからどうする?」まで考えます。学んだことを具体的にどう活かすか、自分の今後の活動にどう適用するかを明確にするのです。

この「だから何?」への対応力は、読書以外の様々な場面で役立ちます。例えば、ビジネスの意見交換会後、単に「参考になりました」と言うだけでなく、「講師の○○という意見に感銘を受けました。私もこれから▲▲な習慣を身につけます」と具体的に述べ、実行できる人の方が、自己成長を加速させ、周囲からも高い評価を得るでしょう。

みなさんも、この秋からアクションリーディングを始めてみませんか?本を読んだ後、「だから何をするのか」を明確にすることで、読書は単なる知識の吸収を超え、人生を変える力強いツールとなります。
「だから何?」と言われない、そんな読書体験があなたを待っています。


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