A4メモ書きをスクショ感覚で:ゼロ秒思考 自主トレ編
こんにちは。「ゼロ秒思考」のメインのメソッドであるA4メモ書きについて、ふと気づいたことがあったので、この場を借りてお伝えいたします。
2024年11月「30枚x30日」の取り組み中です
本題に入る前に一点ご報告です。
今私は自分に「A4メモ書きを毎日30枚書く」という日課を試しております。始めてから間もなく一月たつのですが、すらすら書けたり、少し考えたり、時間だから書こうか、と思ったり、ひらめきが起こり、仕事の手を止めてコピー用紙を取り出すときなど様々です。
メンバー共通のお悩みとは
ゼロ秒思考の習得に励むみなさんに共通する悩みが「基本的なスキルである『A4メモ書き』をすらすらと書けない、書けないことがある。ということですね。ペンを持ち、コピー用紙を前にしてうんうん考えても、なかなかペンが進まない。そんな状況です。
「考えても書けない」というより「考えるから書けない」
共通するのは、「紙とペンを準備して考えたけど、なかなか書けなかった」という報告です。そうなんですよね。考えてしまうととたんに書けなくなるのは私も感じております。
感じたこと、思ったことを自然にアウトプットするための動作
A4メモ書きは、感じたり思ったりという自分の内面で起こったなにかを文字にする、というアクティビティです。「考える」という行為は、まだできてない何かを生成しているわけで、「考えている」時点でメモ書きの趣旨とは離れ始めています。
では、「考える」よりもっと自然な表現はないでしょうか。私たちが日々自然に行っている動作や行動で、関連したものを思い返してみましょう。たとえば、パソコンを例に出してみましょう。
気持ちや想いを、スクリーンショットに収めてみる
みなさんの頭の中にある考えや感情が、パソコンの画面に映し出されていると想像してみてください。抵抗がなければ、直接みなさんの頭をパソコンに接続して頂いても結構です。
そして、瞬間、瞬間に頭の中に浮かぶイメージの「画像」を捕捉してみます。この「スクリーンショット」を撮るという考え方を使うと、頭の中にあるものを文字に変換する作業がずっと楽になります。
朝思い浮かぶあれこれを、スクリーンショットを撮ってみる
たとえば、朝起き抜けの状態で何が思い浮かぶでしょうか?頭が重い、昨日の記憶、体調、朝のルーティンなど、何かが浮かんでいると思います。それをスクショに撮ってみてください。
撮影したスクショを眺めてみて、その内容やそれを見て感じた事を20文字 x 4行程度でサラッと書いてみるのです。その過程で、スクショとメモ書きと自分の思っていた内容が徐々に離れていったとしても全然構いません。そんなときは、ああ自分はこんな時にこんなズレが起きるんだね、うんうん、程度にとらえておけば結構です。
大事なのは、自分がその時一番気持ちが向いていることを切り取るということです。思考を整理しようとするより、目の前にある「アクティブな画像」を切り取るイメージを持つと、自然と処理が進むはずです。
画面を閉じたり開いたりして、見つけた画面を撮ってみる
一枚スクショが撮れたら、スクショする対象を少しずつ遷移していきましょう。「今朝の気持ち」から「体調」へ、さらに「今日やるべきこと」へ、と次々に切り替えていきます。これは、パソコンの中で画面を遷移させたり、フォルダを移動するような感覚で行うと分かりやすいでしょう。手前の画面のスクショを撮ったら、それを閉じて次の画面のスクショを撮る、そんなイメージです。
朝のルーティンに伴って浮かぶ考えや思考を写し撮る
この方法は、日常の行動とも組み合わせやすいです。例えば、ヨガをしている時や食事の準備をしている時、または見失った「Suica」を探している時など、身体を動かしている最中に浮かんだ何かを書き出してみるのです。これにより、考えをひねり出す必要がなくなり、より自然にメモ書きを続けることができます。
「無限メモ書き」の可能性
この考え方を拡張していくと、人は一日中何らかの思考や映像を頭の中に抱いて活動しているため、理論的には一日中、無限にメモを書き続けられることになりますね。いつか試してみたいものです。
迷い続けるより試し続けたほうが、何かを得られる可能性は高い
もちろん、この方法を試してみても「やっぱりうまくいかなかった」と感じる方もいらっしゃるでしょう。それでも、まずは試して頂き、その中で感じ取ったことを次に生かして頂きたい、と思います。
ゆらゆらしてから、考える
少しの行動から気づいた何かを受け止め、次に進める。そんな思いでこのブログを書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。