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フランス生活でもおっちょこちょい①入居時

おはようございます。
本日からフランスでやらかしてしまった恥ずかしい珍事件だったり苦行だったことなどを思い出してはこちらに少しづつ小出しをしていきたいと思います。

今思えば懐かしい思い出の数々・・・ですが、少なくはない数の珍事件を起こしました。こちらに記していく目的としては自分への戒めでもあり、また同じ事件に遭遇してしまった方に何かお手伝いができれば・・・というのがあります。

ちょこちょこ書いてはいますが、私は思い立ったらすぐ行動したいという衝動型です。よく考えないといけないというのは分かりつつ、まずは始めてみるべしと第一歩をボン!と踏み締めるのでトラブルに見舞われることが多くあります。

【フランスについた初日から】
2017年9月1日、シャルル・ド・ゴール空港にふじは降り立ちました。
日本で予め契約していたアパルトマンへの行き方をグーグルマップで印刷していたので、荒い画像ですがイラスト版と航空図と2つを握りしめて、実際の街と見比べつつアパルトマンへ向かいました。

フランス語は飛行機内で熟読したトラベルフランス語的な、かわいいイラスト付きの本が全てです。ボンジュールやメルシー程度の語彙力ですが、なんとか組み合わせて「私の名前はふじ」「日本人です」「フランス語、話せない」「ここどう行く?」「右・左・まっすぐ」「登る・降る」的な文章をメモに書いてみながら話していました。

さて、特にトラブルもなくアパルトマンのドアの前に到着しました。
ほぼ時間通りに到着したのですが、誰も私を待っていません。
鍵もないので入れません。

あれ・・・

2時間ぐらいでしょうか。絶望と共に立ち尽くしておりました。(たまに道端で座りましたが)来るんじゃなかったと真っ先に後悔しました。
日本のsimのままですが、一応大家さんの番号に電話してみるもなんか通じない・・・電話番号もよくわからない数字で、本当に大丈夫だろうか・・・

たまたま扉の修理をしているアパルトマンだったので、修理工のおじさんにこのアドレスで合ってる?と住所を指差して聞いたりしてみました。おじさんは合ってるよ!と親指をグッと上げてくれたのですが、状況は変わらず。扉ですが、フランスは多くは2重の扉なので、内側の扉が開かずどうしようもありません。

あぁ〜と泣きそう+後悔でぐるぐるしているまさに2時間後、見知らぬマダムがゆっくり歩いてきてあらぁ、あなた?!ボンジュールと明るく挨拶してくれました。
電話してくれないと、着いたかどうかわからないわよ〜と言われましたが(英語で)いやいや・・どうやって?というかしましたけど?となったのです。

無事部屋に入れたので彼女に対してプンプンするのは抑えました。

【学んだ教訓】
今回、フランスの状況もわからずフランス語も苦手だよ、という状況で起こってしまった待ちぼうけ事件でした。今思うと、私のシチュエーションも知らないのでマダムはなぜ電話もないんだろう?と2時間マダムも待ちぼうけをくらってしまったのかなと想像できます。
これから知らない街・国・話せない言語の場所へ行くときは、自分が携帯が使えない、何時に着くとはっきり書く(飛行機到着時間なども)、どこからやってきて言葉話せないから英語でよろしくなど、メールでのやり取りでさらに詳しく伝えようと心に決めた出来事となりました。

極寒の中での待ちぼうけでなくて良かったぁと見返しながら思いました。

それでは、良い一日をお過ごしくださいませ。


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