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Intermittents du spectacleについて②

2023年間、頑張ったかいがありリハーサルや舞台時間で507時間を超えることができたため、2024年はその分の恩恵を受けることができました。

2024年の頑張りは基本自動的にアプリなどで毎月申告しているので、何時間得たかはFrance Travailの方でもしっかりと記録されています。

なので、これ以上特に自分からアクションを起こすことはないのかなぁと思っていました。

2024年の507時間を超える月に、France Travailから連絡がありました。
「次年度も継続したいですか?」
この問いかけが、renouvelerという言葉ではなくアプリだとréexaminer、サイトだとdéposer une demande d'allocationという違う言葉で質問が来ました。

通常アプリしか使わないので、再検討?なぜ?と疑問に思っていました。なぜなら全て自動更新だと安心しきっていたからです。

同僚に聞いて、réexaminerのボタンをクリックしないと更新されないよと言われたのでクリックしました。

【サイトの方でも更新しろと注意が】
しばらくすると、自分のコンセルジュからサイトの方のdéposer une demande d'allocationをクリックしなさいと連絡が。サイトの右上にあるとのこと。

こちら、画像がガビガビですが

ほぼ見えなくて申し訳ございません。とにかく右上déposer〜のボタンがあります。同僚に相談しました。これはクリックするべきなのか?
曰く、1年間必要数の507時間を超えるとFin periode indemnisationという連絡がきて、Atteinte de votre date anniversaire(満期ですよというような感じ)といってきます。これで自分は今年507時間得たことを知り、また自分で更新手続きをしないと破棄されてしまいます。

【大事なこと!契約をしっかり分ける】
Intermittents du spectacleはいわば失業手当です。なので契約書に注意を払わなければなりません。
例えば私の場合、10月21日でこのanniversaireを迎える・とFrance travailから連絡がありました。なので21日か20日までの契約で一旦きって、以降の契約はまた別に用意してもらうようadministreにお願いする必要があります。
もし12月までの契約を結んでいる、とかであれば、10月22日〜12月は失業ではないとみなしお金がもらえません・・・不思議なことですが。
とっても大切なことなので忘れずに!

【2つのボタンの違い】
一度更新依頼のボタンを押してしまえば、その月の最終日くらいにFrance Travail側が受け取ったAEMなどを見て再検討・更新してくれます。ボタンは遅く押しても早く押しても結局考慮されるのは最終日です。

私は、10月初めにアプリでréexaminerのボタンが出てすぐ押してしまいました。後で同僚に聞いて大丈夫だよと言われたのですが、後日コンセルジュからサイトの方のdéposerのボタンを押しなさいと言われ、混乱しました。同僚は普段サイトから申請をしているようで、そうだよ、押しなさいと言われました。ただその際、早めに契約書をanniversaireの日あたりで区切ってほしいと事務に伝えるんだよと口酸っぱく教えられたためまずはその旨伝えに行きました。

一安心していると、サイト上の右上ボタンが消えているではありませんか。
なぜ?
ということで本日朝一にFrance Travailに聞きに行ったのです。すると、簡単な処理をする方のFrance travailだったので(artiste用は2つあります)、この方が私の情報を見て、「拒否されてるから、もう一つの方に行きなさい」と言われました。
ここで初めて焦りました。


Aに初め行って次にBに向かいました

もう一つの方は同じ15区内、バス62番で3駅ですが、次のバスは20分後・・・
歩いて行きました。
そして尋ねると、初めにréexaminerのボタンを押しているから再更新の届出は出ているとのこと。押してから数日すると全てのボタンが消えちゃうこと。拒否と出ているのは今月のAEM(給与明細のようなもの)がまだ提出されていないから検討の段階ではないということでした。
大丈夫だったんです。安心しました・・・

この2つのボタンについてどちらかを押せばいいのか?と念の為質問すると、そのようでした。2つとも目的は再検討・更新のため。réexaminerは期日を過ぎたら検討をするようにお願いするもの、déposerの方は前もって検討をお願いするもの(逆かもしれませんが)というように願い出る日程の差がでるだけという違いでした。

ややこしいです。フランス側も、お金を出したくないのでこのようにちょっとした手間や、自分がアクションを起こさないとお金が入らない仕組みになっています。初め安心しきっていた私は、まだまだ知らないといけないばかりだと、安心できる日はきっとこないとショックを受けたものです。一緒にこれからも注意していきましょう。

それでは、良い一日をお過ごしくださいませ。

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