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フェンシング・フルレのルール(とフランス語)

本日は少しづつ理解しつつあるフェンシング・フルレのルールをこちらに記録していきたいと思います。
現在理解している段階なので後々変わるかもしれません・・

【なぜフルレのルールが複雑なのか】
前回も記載しましたが、フルレにはエペ・サーブルにはない特有の攻撃優先権というものが同時アタックの際などに発生してしまいます。優先権がないと先に突いたとて相手のポイントになることがあります。
特に初心者の我々はここを理解せずてやー!と突っ込むと、アタックが成功したと見せかけて相手のポイントになっていたという悲しい状況になります。

そのため現在、8月30日のお試しから始めて3ヶ月経ちましたがいまだにマスター(maître/メートル)からの指導はベーシックなテクニックとルールの理解を少しづつ・・という感じになっています。

【フェンシングでよく使うフランス語】
まずはこちらに練習およびフェンシングでよく使うフランス語を記載していきます。

駆け足:trottiner(トロティネ)
腿上げ:monter genou(モンテ・ジュヌー)
踵をお尻まで蹴り上げる:talon sur fesse(タロン・シュール・フェス)
クロスして走る:croiser des jambes(クロワゼ・デ・ジャンブ)
プランク:gainage(ゲナージュ)planche(プランシュ)
うつ伏せ:sur le ventre(シュール・ヴォントル)
仰向け:sur le dos(シュール・ド)
横向き:au profile(オ・プロフィール)
ストレッチ:étirement(エチルモン)
ウォーミングアップ:échauffement (エショフモン)

レーン:piste(ピスト)
挨拶:salut(サリュ)
かまえ:en garde(オン・ギャルド)
ようい・はじめ!:prêt aller!(プレ・アレ!)
やめ:arte(アルト)
シクストポジション:position sixte
カルトポジション:position quarte
ファント:fente
日本でロンぺと呼ばれる後ろへの後退:retraite(ロトレット)
相手:tireur(ティルール)
対戦相手:adversaire(アドヴェルセール)
審判:arbitre(アービトル)
優先権:priorité(プリオリテ)

【Attaque composer】
アタックコンポーゼ、つまり始めて3ヶ月の初心者が現在できるアタックの方法、ポイントを得るための優先権の取り方などをシチュエーションごとに考えることです。
①まず兎にも角にも範囲内に突くこと。胴体と背面です。
②相手よりも先に突くこと
*fenteという腕を突き出してから足を大きく踏み出すファントというつき方が初心者にはマストです。この時、ディフェンスオフェンスに長けているポジションシクストで前進後退しつつ、タイミングを見計らってファントです。

ここで難しさを増すのが、同タイミングで突いた時どっちがポイントを得れるのか?
→前進している方がポイントを得る、これにつきます。

このpriorité、優先権を得るためにできることが
①ファントを打ち込まれた時retraite、つまり自分が後退すると剣が当たらないので、そこをついて自分が打ち返す
②ディフェンスで相手の剣をうつ(taper/タペ)と、自分に優先権が発動します。この際同時期に打つ、もしくは自分の反撃が相手より遅れたとて自分に優先権が発動しているため自分のポイントになります。
→この技をパラード(剣を打つ)リポスト(相手に突く)といいます。
→この際ポジションカルト(手首をうちに傾けるポジション)がディフェンスとして使用しやすい

取られた優先権を奪取するには
①自分も相手の剣をタペ(うつ)、つまりパラードして優先権の奪取
②相手の動きが止まればこちらに優先権がくるので、一旦retraiteで下がってから再度前進(marche)する

自分が突くときに相手にパラード(防御)されそのまま突かれる(リポスト)されると相手のポイントになってしまいます。
そこでそれを避けるために必要になってくるのがデガジェdégagéというテクニック。自分が突いている間に手首をくるりと回し相手の剣をさけそのまま突く。

現在の超初心者には難しい技ですが決まると気持ちいい!デガジェをマスターしたいと現在日々鍛錬しております。


フェンシングをやってないとなんのこっちゃ、な内容になりました。
自分としてはこちらに記載して徐々に理解できつつあるのでとても勉強になりました。

それでは、良い一日をお過ごしくださいませ。


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