熱烈なプレゼンを受けまして
4歳さんたちと落葉のアート。
落葉は、色、形、手触り、匂い、音と
いろいろ探求しがいがあるから
ほんとに素晴らしい画材だ👏
何を作ろうとは指定せず、素材探求をしつつ
流れで製作のプロセスへ。
使いたい葉っぱを画用紙に並べてごらん、
それだけで、
多様な作品がうまれてきます。
ワイワイきゃーきゃー
落ち葉を並べているのを
教室をぐるぐる周りながら見ていると
離席し、私のそばに1人で来た4歳氏A。
🌱「ピカピカの紙を横に長く貼りたい」
発想が広がった人のために
一応、クレヨンはスタンバイしているが
ピカピカの紙?
🏔️「ピカピカの紙って?」
指差すのは折り紙の在庫ボックス。
あー。
🏔️「折り紙ね。今日はクレヨンなら用意しているけど、クレヨンで描くのはどう?」
と確認するも
🌱「ピカピカの紙貼るんじゃないとだめ。じゃないとできない。長くしてここに貼る」
と貼る場所や形などの計画を話す。
おお!4歳さんの熱烈なプレゼン📈
どーすっかね〜、ピカピカって金だよねえ
ぜったい他の人も欲しがるよなあ。。。
でも、すんごく具体的にイメージできてるみたいだしなあ。。
ここの園は自主性を育むことを大切にしているし
ここまできちんと自己主張できるなら
渡してあげたいなあ
🏔️「どうしたいか、すごくわかるようにお話してくれたね。それを作りたいのがよくわかったから渡すね。1枚でいいかな?」
と理由を伝えつつ、さりげなく枚数は制限して😁
渡そうとすると
なぜか、彼と同じ机の4歳氏Bがすっとんできて
☘️「ダメダメ!だめだよ!」
と止めが入る👀
🏔️「だめな理由を教えて」
☘️「これはだいじなものだからだめなんだよ。先生もだいじにしているし、みんなもだいじにしているし」
ものすごくあついものが伝わってくるぞ。
この言葉もムゲにはできないな〜
🏔️「一生懸命、教えてくれてありがとね〜。だいじに使おうってAくんにお願いするね」
そして、4歳氏Aに
🏔️「だいじなものって教えてもらったから、だいじに使おうね」
と折り紙を渡そうとすると
なぜか、折り紙を受け取る4歳B氏。
?はい?
🏔️「なぜ、あなたがもらうの?」
☘️「使うから」
😅あ、そ
🏔️「えーとね、Aくんは、どう使いたいか、すごくちゃんとお話してくれてね、それで渡すことにしたのね。あなたも使いたいの?」
うなずくB氏
さっきまでの正義感はどーした!
🏔️「どう使いたい?」
☘️「手裏剣にして貼る。下のところ」
いささか、金の折り紙使いたい気持ちのほうが
上にきてますが、
はい、自己主張できた、ということに免じて
お渡ししましょう。
で、やはり、
次第に他の机の人も
金の折り紙気づくよね〜
あれ?金?いいの?自分もほしい〜
🐣「ねー、ぼくも金」
きたきたきたきた、このタイプ
🏔️「どういうふうに使いたいか、教えてくれた人には渡しているよ」
あ、だまって戻っていった4歳氏C。続いて
🧸「金さー、もらってさー、カバンにいれてもいい?」
こっちはこのタイプか!
🏔️「この時間、画用紙の中に使いたい人にだけ渡しているよ」
🧸「け〜ち〜」
4歳氏C、再びのチャレンジ。
🐣「あのさ、Bくんみたいにしたいの」
うん、がんばったかな。
あきらめなかった気持ちに免じて渡しましょう。
女子たちはうまいね
🐰「ここに、チューリップ貼りたいから、赤と水色2枚ずつください」
言葉にソツない!
一人二人は
他の子の様子見てて
だったらいーや、やめとこ〜って感じでさくっとクレヨンに没頭。
という感じで
やりましたよ、10数人のお相手を。
彼らの自主性は大切にしつつ
そして、ずるい、とか誤解をうまないように
真剣勝負を10本!
私なりに!
繰り返しますが、
自主性を育むことを重んじる園だからこそ
子どもたちからでてきた言葉は大事にする方針で
先生たちもできるだけ援助の姿勢でいてくれて
私とのやりとりも見守ってくれて
ありがとうございます✨️ なのです
さて、パイオニアのAくん
意気揚々と
金を折っている。
細長く、紙ヒコーキっぽい
えーと、やりたいこと忘れてないよね?
さっきの具体的なイメージは?計画は?
だ、だ、だいじょうぶかな💓
🏔️「横に長いの貼るのどう?順調?」
🌱「もう少しおまちくださーい」
とめっちゃ元気。
そして、作品はアップできないけど
できたものを拝見するとたぶんだけど
これのイメージかな?
画用紙の右上に
細長く折った金の紙ヒコーキを
タテ長に貼ってました。
落ち葉たちが真ん中に貼られているのが
水引のぐるぐるしたやつに見えるような???
🏔️「これがやりたかったんだね!」
🌱「うん」
🏔️「なんだか、とってもいいプレゼントみたいに私には見えるよ!」
お歳暮とか
のし袋とかどっかで見たのかな?
という仕上がりでした
さて、今回も画用紙の真ん中に
黄色い丸を貼って
何も言わずに渡しましたが、
今回のクラスの子たちは
なにもそれにはふれませんでした
1人くらい「お月さまみたいだね」とか
「これなに?」とか言うかしら?
と思ったけど、なかったねぇ。
いや、ないならないでいーのだ。
やっぱり中秋の名月は
とうに過ぎてるからかな
それか、月にはあんまり興味ない人たちか。
マルとして形は活用はしていたけど。
おんなじことやっても
ちがうもんだねえ
あー、今日もいい時間だった
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