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独り言が作るクラスのグループダイナミクス

今年の秋は遅め。
どんぐりがまだまだ青いですね
都内ではやっと、
ポツポツと見かけるように。。。

古米ならぬ、
昨年の、古どんぐりを使って
3歳さんたちと製作活動。

私から提供する場合は
どんぐりは茹でてもっていきます
ようは、飾っているうちに
中からこんにちは〜
がないように。
これは作品持ち帰ったあとのお母さんたちへの
配慮。
そして、そんなことで
捨てられちゃうとか、
しなくていいトラブル回避。
うちでも一年くらいは長期保存しますし。

さて、古どんぐりさんなので
よーく乾燥しております

1人の3歳さんが使おうとして
何かに気づいた様子。
どんぐりを耳元でからからと振り
「あ!音がする!どうして?!」

他の人たちも
自分が使おうとしているどんぐりを
耳元に持っていって振ってる振ってる

さりげなく確認している

仲間からの声がきっかけで
五感体験が
自然発生していくのは
すごくいいよね〜
学び、体験、広がっています👍
こういう時、
むいて中を見ようの人がいたりもするね
今日でなくとも
(あれはなんだったんだろう)
でいずれ剥いて中を見るにつながると
さらに広がるね。
ちなみに今年の彼女は
「卵なのかな?」という結論。
卵、と想像すると、剥きにくいか??


さて、
自分の製作にある程度集中しつつも
仲間の声もほどよく入ってくる
そんなクラスの様子。

ほどよいよね〜
と担任の先生と振り返り。

このクラスの子たち、
最近、製作のとりかかりに
あんまり困ってない。
少なくとも、大人にどうしたらいい?
は減った。

アイディアいっぱいな子がたくさんいる、
というのとも違うけど
声の大きめの仲間の
「私は絵の具の色2つ使おう〜」
みたいなアイディアをうまい具合に
拾っているらしく
(自分もそれからやってみようかな)
と取りかかっているうちに
オリジナルの方向に進むみたい。

私もとりかかりの提案してるんですけどね
おなじことも
仲間が口にすると
しっかり耳に入るんだな〜
それとも
私(大人)からと
仲間からと
2回聞いたからしっかりインプットされた?

テーブルごとで最初は似たかんじで
製作が始まるけど
終わり頃には
各自の方向に着地している

そして、
並べた時に
「あ、これは◯◯ちゃんの、
こっちは▲くんの、だね〜」
とわかるくらいにちがって仕上がる。

そして、
「乾燥させる場所で、並んだ作品を見て
どれが誰のか試される」私。

「ぼくのは、どれでしょう😀」
製作中の様子を思い出して必死です(^_^;)

あたるとうれしそうににっこりうなづくのでね、
ご褒美の笑顔♥
私、がんばる😆

こういうのがいいクラスの雰囲気って言うんだろうな

※絵本は、たるいしまこさん「きのみのケーキ」
例年、たぬきさんがキッチンを
ぐっちゃぐちゃにしながらケーキを作る場面に
共感の混ざった指摘が園児からとんでくる
「ぐちゃぐちゃだー😁」
いい絵本!

#幼児とアート





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