3人目の、、、

「ねぇ」
みたいな感じで3歳児さんに呼ばれる

自分から寄ってきて話しかけてくるタイプではない人からなので
めずらしいな
と思いつつ、
いそいそと彼女の机に近寄る私。

彼女は私を呼んだものの、
横を向いたままでお話が始まる。
「あなた、ノリコって言うのね」
「そうよー」
と答えつつ、
(ママか?おばーちゃんか?)
と考えがよぎる

こういう時、
たいがい、身内と同じ名前って話題。
10年くらい前までは
ママと同じだったけど
5、6年前に「ばあばと同じ」が出た時
ちょっとだけ胸がちくっとした気がしなくもない。

「ママがノリコ」
「ママと一緒でうれしいわ」
(おー!ママのほうだった♥)
今どきの3歳さんのママで
ノリコさんはちょっと古風?

「料理の先生もノリコ」
「料理。。習ってるのかな?」
私の問いはスルーして勢いよく言葉が続く。
「それで、あなた。あなたで3人目よ、ノリコは」
「3人も!」
と反応してみるものの、
以上!
とばかりに口をとじてしまったので
元の場所へ戻るしかない私。
自分から話しかけることが稀な彼女からの
剛速球でした

はい、私が彼女の人生に登場した3人目の
ノリコです。

3年数カ月の人生に
3人は多いのかふつうなのか。

彼女の人生の中でよきノリコでありたい

#幼児とアート #余談


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