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自分の人生を振り返る

とある地方で、会社員の父親と専業主婦の母親、そして2歳年上の姉といった環境のなかで次女として生まれた私。

幼少期は恥ずかしがり屋で言葉数も少なく、何をするのも消極的で、母親や姉に助けを求めてやってもらうような、陰に隠れて過ごすような子どもでした。

私は幼い頃からの夢があり、それは幼稚園の先生になることでした。
そのために、専門の短大に行くことしか視野にはなく、ためらうこともありませんでした。
地元で幼稚園教諭に就き6年の月日が経った頃、私の本性が見えてきたというのか、今の人生に続くような出来事が始まったのです。
それは、この仕事は大好きだけど、他の社会の世界も見てみたい!上京をしてひとり暮らしをしてみたい!!という感情でした。
年齢はその時、26歳でした。

もちろん両親や友達、職場の上司や同僚、保護者、みんなに止められました。まだまだネットの普及も進んでいない時、情報が簡単に得られません。
私の同級生も東京へ進学している人が少なく、そこからの情報もありませんでした。
助けは自分の勘と勢い、当時の転職と言えばハローワークでした。
その時の思いは熱く、週末の土日を利用して東京のハローワークに行って求人を探すということを数カ月続けました。
こんな状況で、上京をして一般企業に就職するにはハードルが高かったので、とりあえずは東京で同業の保育関係を探して就職をしました。

何でも親にやってもらう生活から初めてのひとり暮らしで、自炊をしたりひとりの家で寝ることにも慣れず、涙を流すこともありました。

そんな感じからのスタートでしたが、だんだんその生活にも慣れ、大都会の東京での生活は新鮮で楽しみました。そこから5年間は保育関係の仕事をして働きました。

やはり、仕事のモヤモヤ感を取り除くことはできず、ここで一般企業への就職に踏み切ったのです。

次回からが、自分の甘さや試練との連続が続いていくのです。
だけど、これが私の生き方なのです。

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