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いつもの道でも迷子
毎週、習い事に通うために通る道があります。
慣れてくると、つい目標をチェックせず、考え事をしながらぼんやり歩いてしまいます。
そしてふと、迷子になります。
何かいつもと違う道を歩いている気がして、曲がった地点まで戻ろうとしましたが、自分がまっすぐ進んでいるのかわからなくなり、立ち往生してしまいました。
そういうときほど通行人はないもので。
しかし現代の知己は素晴らしいのです!
スマホでナビアプリを使うことを思い立ちました。
目的地を入力しようとして、はて、習い事の教室は個人経営です。
ナビに出てきません。。。
近くにあるお店の名前はなんだったろうか。
コンビニがあったけど、支店名は何だったろうか。
ナビは行き先がはっきりわからないと使えません。。。
たぶんこれかな?と登録し、移動スタートしてみました。
歩けども歩けども見覚えのある風景、知っている路面に辿りつきません。
道路工事をしている方に道を尋ねましたが、地元ではないということで伝わりません。
そうこうしているうちに習い事の開始時間になってしまったので、遅刻すると電話することにしました。
すると、教室の別の先生が私を見かけたので、今、保護しようとしているからそこで待ってて、とのこと。
なんという奇跡かと!
そのまま先生に捕獲され、教室に連れて行ってもらうことができました。
次の週に道路を確認してみると、路面工事により、それまで街路樹があったり、その根っこでガタガタしていた道が整備され、白杖がすいすいーっと滑るツルツルの道になっていました。
このために、いつもの道を通ったにもかかわらず、違う道と錯覚してしまったようです。
慣れたどころだからって油断してはいけませんね。
ナビアプリに教室を登録し、2種類のアプリで行きと帰りの案内を確認してみましたが、曲がる場所の案内のタイミングや、進行方向の確認にやや難があることがわかりました。
次回にはまた別のアプリを使ってみて、自分にあったナビアプリを見つけて、よく行くところも登録しておこうと思いました。