インプットが億劫で続けられそうにもなく無力感に苛まれるのを阻止したい話

いい作品作りにはもちろんのこと、様々な先駆の作品のインプットが非常に重要だと思います。

現に脚本家さんの本の中でも多くの作品のインプットが重要と第一に書かれていました。

たくさんの作品を読み、見て、触れること、そして分析することが重要だと。

わたしが憧れる先駆者たちはきっとそうしてきたのだろう。

「つまりはこういったことができないと、先駆者の様にはなれないのか……やらなきゃいけないな……」

ここで浮かぶ一抹、いえ百抹以上はあるだろう不安。

わたしは……本を読み終えるのも、映画を見終えるのも、とてつもなく苦手かもしれないのです……
興味のない分野はもちろん、興味があると思っていた分野の本でさえ読み終えられない!映画もドラマもなかなか見る気になれない!

いたって短絡的思考ではありますが、そんな自分に絶望するわけです。

書いてて恥ずかしいほど短絡的、極端、柔軟性のかけらもない思考ですが、「こんな自分で先駆者様のようになれるわけがないじゃないか!」
という結論にこれまでよくよく至って、無力感に自分で苛まれてベッドに沈む日々が続いてきました。

(最初から自分への期待値が高すぎます。見てられません。)


「なんか…そろそろこれ…卒業できないかな…」

そういった思いを込めて、人といろいろ喋っていた時に発された言葉に救われ…?ました

「別に無理して多くの作品を摂取するんじゃなくても、好きな作品群を深く分析していけばいいんではないか。」

あ、たしかにと。思い込みたいだけかもしれませんが……

好きな作品から深く深く摂取していけばいいよねって視座が開けた気がします。

自分がなぜその作品が好きなのか、そこに自分が書きたいものも、皆に愛される作品の魅力もあるはずだと信じて摂取していきたいですね……

まずは、続ける、完成させる。それだけ、やらなければ……
ひどく矮小な自分を認めて……恥を忍んで……不出来でもいいので……

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