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札幌を巡る ラーメン編
巡る感動の味噌ラーメンとの出会い
札幌澄川にあるラーメンの純蓮さん
私は日頃外食で〜系ラーメンを食べることがほとんど無い
子供の頃食べていた昔の醤油ラーメンが好きで家で作って食べるくらい
家族にはラーメン好きがいて色々食べ歩いているが、自身はこってりした食べ物に罪悪感があって気がつけば昨今のラーメン事情に全く理解がない
この度の札幌長期滞在が決まって、思い切って人気店でラーメンを食べることに決めた
私のラーメンへの想いは変わるのか
開店10分前に着いたのだがすでに一巡以上の人達が列をなしていた
関東の暑さほどではないにしてもジワーっと汗ばんでくる
店内からの良い香りで一気に食欲が増した
食券購入が久々過ぎてもたつく
周りの人に焦りが伝わらないようにしたいがお札が何回入れても戻る
次は食券販売機用にピシーっとした札を用意してこよう
1番人気の基本の味噌ラーメン➕増しコーンを選択した
後から半チャーハンを頼むべきだったかもと後悔したが、まずこの一杯を食べ切れるかどうかだ
味噌ラーメン
サッポロ1番しか知らない
今日の出会いは今後の私のラーメン感を変える事になるだろうか
ここでいよいよカウンター着席となりその時を待つ
座る前に食券は渡してある
今茹でているあの麺は私の前にやってくるのかなとか子供のようにソワソワした
そしてあの麺ではなかったが私の味噌ラーメンがやってきた!
この店を教えてくれた家族から注意点が一つあった
「めちゃくちゃうまいんだけど、とにかく熱いから気をつけて」と
出来立てならどれも熱いものだろうに何?と思っていた
一口目のスープを飲むまでは
石焼ビビンバとか鉄板の熱々のステーキやハンバーグとか、見た目で熱々具合がわかるものがある
しかしこの味噌ラーメンは違った
運ばれてきたそれはモウモウと湯気がたちのぼるわけでもない
グツグツと煮えたぎるわけでもない
スンと変わらない様子で登場した
一口目のスープを啜ろうとレンゲを口元に運ぶと同時に私は心の中で言葉ではない何かを叫んだ
熱い以外の言葉が見つからないが、
間違いなく味噌ラーメンのスープなのだが、それはもう熱した油の温度なんじゃないかと思うほど
れんげですくって冷ましてみるも全く温度が下がらない
スープを諦め麺にチャレンジ
熱い、スープほどでないがもう〜本当に全てが熱くて熱くてたまらない
ただ…ただ…美味しい!
熱さで舌は痺れている感はあるが、油なのだがしつこさがない旨味
最初は硬めに茹でられた麺が半分食べた頃に丁度良い具合になった
計算し尽くされているのか〜
1人黙々と汗だくでラーメンと格闘、堪能しながら色々な思いが頭を巡る
日頃麺類のスープはどんなに美味しくとも残す
この日は残すなんて無理だった
多少無理をしたが、スープまで完食
厨房内のこの美味しいラーメンを作ってくれた方へ心からのご馳走様でしたを伝え店を出た
お店を出て満腹なはずが、次は➕半チャーハン➕生ビールも飲むぞ〜と次回を思いホクホクした気持ちで帰宅した