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【ゴルフ】バーディ、イーグル、アルバトロス、コンドルの先があった件
ゴルフで「バーディ」と言えば-1。
※20世紀の初頭アメリカではスラングでBird(バード:鳥)をカッコイイという意味で使われており、それが幼児語のBirdie(バーディ:小鳥)に変化したことが由来との説あり。
-2は「イーグル(わし)」。
バーディーが小鳥というイメージなので、それよりも優れていて大きな鳥、かつアメリカの国章でもある鷲(eagle)が使われる。
-3は「アルバトロス(あほうどり)」。
長距離を飛ぶ能力に優れ、滅多に見かけることのない珍しい鳥であるあほうどりを、同じく飛距離を必要とし、滅多に見かけることのないダブルイーグルと重ね合わせたことに由来。
と、まぁここまでは多くの人が知っていると思うのだが、
まだ先がある。。。
コンドル
では-4はなんと言うか?
これを「コンドル」と言う。
※コンドルは「トリプルイーグル」や「ダブルアルバトロス」と言われることもある。
「パー5のホールでホールインワン」しなければならない。
その名の通り、コンドルは主に南アメリカに生息する大型の鳥類の「コンドル」(CONDOR)に由来。
コンドルは翼を広げた横幅がなんと約3mにも及ぶ世界最大級最強の鳥。
まさに「-5」にふさわしい。
#コンドルが確認された例は世界で4例だけである。
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が、まさかのまだ先があった。
オーストリッチ
その上をいくのが、「オーストリッチ」。
-5。
つまり、規定打数より5打少なくホールアウトすることである。
オーストリッチとはダチョウの事を指す。
確かにでかい。コンドルよりもでかい鳥類だ。
だが、飛べない鳥じゃねーか!という意見もあろうがそれほどあり得ないものだ、という意味を込められている。
は?どゆこと?
パー5でも「-5」って0じゃん。
0打でホールアウトするってこと?理論上ムリやん。
いや、実はムリじゃないのだ。
北海道のニセコビレッジゴルフコース
なんと、北海道のニセコビレッジゴルフコースにパー6のホールがある
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なんと衝撃の700ヤード超えだ。
ここでホールインワンを取れば、理論上オーストリッチを出すことは可能である。
なんか、
ティーショット打った後に竜巻でも起きて、うまい具合にボールを運んでくれて運よくカップインすればオーストリッチだ!
#行けそうな気がしてきた!!
もっとある
さらに日本にはそのパー6を超える「パー7」のホールまである。
それは栃木県にある皐月ゴルフ倶楽部佐野コースの7番。
1ホールでなんと衝撃オブ衝撃の964ヤードだ。
ギネス記録にも認定されている。
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このホールを2打でクリアできれば念願の「オーストリッチ(-5)」。
また、ホールインワンすれば震撼の「-6」だ。
ちなみに、
ゴルフ界に「-6」の呼び方は今のところない。
ダチョウより強い鳥、というか恐竜の「プテラノドン」とかでイイ気がする。
#絶滅してるし、めったにお目にかかれないだろう
#日本ゴルフ協会の方、どうですか?
まとめ
鳥たちの情報をまとめよう。
《ゴルフのスコア用語まとめ》
-6:プテラノドン/ダブルオーストリッチ
-5:オーストリッチ(だちょう)/ダブルコンドル
-4:コンドル/ダブルアルバトロス
-3:アルバトロス(あほうどり)英/ダブルイーグル米
-2:イーグル(鷲)
-1:バーディ(小鳥)
0:パー(基準)
+1:ボギー(お化け)
+2:ダブルボギー(ダボ)
+3:トリプルボギー(トリ)
+4:クアドラプルボギー(ドラ)
+5:クインタプルボギー(クインタ)
因みに、パーから下は鳥たちは関係ない(笑)。
パーの由来:
パー(Par)は、ラテン語の「等しい」という意味に由来している。
もともとイギリスの株取引で使われており、金額が上下する株価の中で、一番基準となる数値のことを「Par」は呼ばれていた。
1870年にゴルフ記者が、全英オープンゴルフの試合でParという言葉を使ったことから、Parがゴルフ界で誕生したのである。
ボギーの由来:
むかしのイギリスでは標準打数をあらわす言葉で、
「グラウンドスコア」と呼んでいたのを当時の流行歌「ボギーマン(子どもを脅すオバケ)」から取って言い出したのが始まり。
当時流行していた歌詞「I'm the Bogey Man, catch me if you can.(俺はボギーマン。 捕まえらえるもんなら捕まえてみな)」から。
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