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人生初の一人旅行
【旅行の決断】希死念慮まではいかないけれど鬱の日が続いていた
旅行といっても責任が伴うので緊張していた
けれど旅行を決めてからは毎日、早く旅行に行きたくて仕方なかった
【旅行】久しぶりに乗る新幹線で興奮が止まらなかった。刺激がいっぱいで、日々自分の知らない電車に乗って、交わされる言葉のイントネーションは新鮮 えんかではFFのあたたかさに胸が温まる 幸せに「形」は存在するのだと分かった
増えた体重もしあわせの重みだって笑えるくらい心に余裕が出来て嬉しかった
えんかの帰りは電車で泣いた 知らない土地の電車で お別れで感じた悲しみの涙も幸せの涙もどっちの味もした
宿 温泉に入った
身体の芯が溶けるまで何十分も入った。1万歩近く歩いて凝った肩も浮腫んだ脚もぽかぽかになってお部屋に戻った
【帰り道】新幹線からの車窓を見て、自分の中の世界は狭くて小さくて、つまらないものだと気づいた 広い視点を持って生きていたい
こんなに自分はしあわせになっていいのかと戸惑うこともあったけど、この世に生まれてきた以上わたしにはしあわせになる権利がある、まだわたしは、ほんとうはやっぱり生きていたいって思っていたんだなあ
また行くね、会いに行くね
心が豊かになって帰ってきた、ただいま