速読力を鍛える2つの習慣
今日のテーマは、「速読」ですね。
受験生のツイートなどを見ていても
・読むのが遅い
・速読できない
・模試で時間が足りなくなる
…
などの悩みはよく見ます。
共通テストで、よりこの「速読力」が必要になると言われていますから、なんとか改善していきたいところです。
英語の速読に関しては、とにかくひとつの文章を何十回も音読しよう、というふうにお話していて、
もう反射的に全部の英文が和訳を介することなく理解できるくらいにする、というのが理想です。
なので基本的には英語なんかはこのやり方をぱくってもらえればそれでいいんですけども。
どちらかというと、今回お話するのは、普段から習慣化しておくといいよ〜という方法になります。
日常生活の中で鍛えることができるので、いつも言うように習慣化させて自動化してしまえば勝手に向上していきますからね。
その、速読力を鍛える方法、今回2つあります。
まず1つ目。
キャッチ速読法
というものです。
文章を読む時に、まず単語をかたまりで捉えます。
「りんご」という単語を読む時に、「り」「ん」「ご」と分けて読む人はいないですよね。
これは当たり前に出来ると思いますが、このことを常に意識して文章を読むんです。
基本的に日本語の名詞の多くは、
漢字とカタカナで構成されるので、助詞などを飛ばして、漢字とカタカナだけを追っていけばだいたいの意味は理解できるようになっているということですね。
当然この方法は、英語に活用するのは難しいかもしれませんが、現代文の文章を読む時、他教科書や参考書を読む時にも使えるでしょう。
それに「かたまり」を意識して読むようにすると、高い頻度で使われる用語や、試験によく出るワードが拾いやすくなるので、暗記の効率アップにも繋がるということです。
僕も毎日本を結構なページ数読んでいるのですが、自然とこんな感じで読むようにはなりますね。
「もう知ってるよ」とか、
「ここは簡単な内容だから読み飛ばしたいな」とかって部分を読む時は、
自然と漢字とカタカナだけを追いかけるようになるので。
意外とそんな感じでもちゃんと内容は入ってくるので、これは僕からも非常におすすめの方法です。
読むのが遅い人ってある意味読解の強弱をつけるのがうまくないというか、全てきちんと完璧に読まないとって意識が強すぎる気がするんですよね。
ある種の完璧主義かもしれませんが。
「ここはそんなに集中して、じっくり読まなくていいところだ!」みたいに察知できるようになれば、あとはこの「キャッチ速読法」を使って速読できるようになると思います。
そして、速読力を鍛える方法、2つ目。
それは、
速聴
です。
読むスピードの遅い人は、たいてい文章を心の中で声に出して読んでいるんです。
だから時間がかかってしまうんですね。
なので、音声を速いスピードで聴くクセをつけると、文字情報を捉える時も同じようなリズムでキャッチできるようになります。
テンポというかリズムというか。
そういう物自体を音声を使って早くしていこう、ということですね。
なので普段音声教材を使って勉強している人は、
ぜひぜひ1.5倍速だったり2倍速で聴くようにしましょう。
僕の場合、
・初めて聴く内容は1.5倍速。
・反復して聴く内容の2回目以降は2倍速。
で聴くようにしています。
もちろん速すぎて理解できないようなら本末転倒なのでその場合は無理した早める必要は無いですが、慣れてきたら早めてみてもいいと思います。
当然2倍速で聴けるようになれば、同じ時間で学べる内容が2倍になる訳ですからね。
それに加えて速読力も鍛えられるなら一石二鳥です。
速聴だけじゃないですね。
読むスピードも2倍速になれば、当然同じ時間で反復回数が2倍になったり、学べる内容が2倍になったりするわけですから、学習効率の面から言っても効率的です。
ただ試験で時間に余裕ができる、というだけではなくてね。
僕とか結構普段は喋るのゆっくりなので、僕の音声やYouTubeとかは速聴のいい機会になると思いますよ。
ということで今日のワーク。
「キャッチ速読法、速聴それぞれ1回ずつ今日中に試してみてその成果を報告する」です!
キャッチ速読法はできれば、添付した写真以外でも実践してみましょう!
では!
ニューロン