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移住しようか! ~なぜ高知で農業なのか編~



こんにちは。
今日のトップ画像は私つくっているトマトの写真です。
収穫まであと3週間といったところでしょうか?
今年の夏の暑さが尋常ではなかったので今年はどうなるか。。。

今日はなぜ農業を選んだのかを書きたいと思います。


高知は施設園芸大国


私のハウスです。37aあります。

高知県はなにを隠そう施設園芸大国です。

施設園芸とは、要はビニールハウスで作物を育てる方法で施設栽培といい
対象的に外の圃場で作るやりかたを露地栽培といいます。

施設栽培は主に冬に作物を作る促成栽培をするための方法で
ビニールで囲い暖房を焚いて、冬でも温度が必要な作物をつくり
需要のあるものを市場に供給する目的で使われます。

メリットは販売単価が高いこと。
デメリットは経費も高いこと。
(これは露地に比べて高いとしています。

高知県の冬の日射はすさまじく、東京の日差しと比べると
はるかに強いです。
その日射を利用して冬でも作物が必要な日射と温度を確保することができて
栽培することができます。

また高知県の森林率が驚異の84%
つまり平らな土地が少ない中山間地域がほとんどなので
例えば北海道や関東の平野のように
広い土地を機械を使ってガンガン栽培するぜ!
といったことが難しいのです。

そこで、狭い土地で反収をあげてお金を稼ごう!
と、これまで施設園芸が盛んにおこなわれてきました。

実際、私が仲卸会社で働いていたとき
冬場は高知県の商品を重宝していました。

その頃から高知県のことを意識していたのかもいれません。

移住先として高知県に絞り込み
具体的に何をしようかと考えていると
日高村の地域おこし協力隊の募集が目にとまりました。

「シュガートマトの栽培にかかる地域振興」

たしかこういう募集だったと思います。
(あまり自信ないですが)

シュガートマトとは、日高村で作られているトマトで
糖度センサーを通して基準を満たしJAを通して販売されている
フルーツトマトのことです。

漠然と
前職で青果物に触れていたので
流通の川上にも興味があった私はこの募集に興味をもちました。
ちなみに、トマトは市場流通金額1位です。
さらにフルーツトマトなら将来的に差別化できないか
そう考えました。

地域おこし協力隊は、フリーミッションのようなものも多く
自分にとってはかっちり目的が決まっていた方が
取り組めると判断。

また日高村は

  • 丁度良い広さ

  • 市内まで車で30分

  • JR通っている

という利便性の高さにも魅力を感じて

日高村で農業やってみてもいいかも

と思うようになりました。


前職の経験を活かせそう


青果市場お正月名物「野菜の舟盛り」

農業では作る以外にも
販売も肝になってきます。

前職でずっと販売に携わってきていたので
販売や値決めのノウハウを知っていることは
農業をするうえでアドバンテージになるのでは
そう考えました。

実際、とても役に立っています。

農業で販売は、本当に大事です。
もちろんしっかり生産できることが大前提ですが。


まとめ

  • 作りたい品目と移住先の主要品目があっていた

  • 前職の経験を活かせそう

以上が農業を始めてみようかと動き出したきっかけになります。

この後、晴れて移住をして日高村の地域おこし協力隊になり
フルーツトマトの栽培を勉強していくことになります。

ここから独立に至るまでも色々なことがありました。

それはまた別の機会に書きたいと思います。


ここまでで移住する前の話は一旦おしまいにです。

次からは思い立ったこと時系列関係なく書きます。

最近様々な方とお話をすると
「農業、どれくらいお休みありますか?」
とよくきかれます

なので次回は
「農家の1日のスケジュール」

について書きたいと思います。


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