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ストレスと独り身とホテル暮らしとー シーズン拾壱【第9回・そこに有給休暇があるじゃろ? それをこうして……こうじゃ!! 大阪・神戸・徳島・太平洋4泊5日の旅《神戸南京町~三ノ宮~徳島駅周辺》】


 南京町の大通りから入る狭くてちょっと汚らしい脇道に、神戸牛の専門店を発見する。ただ、ここ南京町にはあちらこちらに神戸牛の看板を掲げた店があり、串に刺して手軽に食べ歩けるような販売もしてたので、所謂❝なんちゃって神戸牛❞の店が多いのかな? っと思って軽い気持ちで入店(中華街に本格的な神戸牛の店は無かろうという発想)。

 …………ん? ちょっと待てよ……。まず、独り客なのに結構広めの個室に通されたんだが(そもそもカウンター席なんてのが見当たらなかった)。
 で、この金色の表彰はナニ?
 そして、神戸牛って数ある日本のブランド牛の中でも特別な存在みたいな説明がされとる💦

 旅先で様々な飲食店を総ナメにしてきた私だが、ウェイトレスが生肉の模型を持って来て、神戸牛の詳細を説明し始めたのには驚いた😲 しかも新人だったようで、凄く言葉を詰まらせながら必死に説明してたのが非常に和んだWWW

 いやいやいや、ちょっと待ってくれ🤷‍♂️ ガチのヤツじゃねえかWWW
 いくら旨い希少部位とは言え、300gが7万とか8万とか食う前から嘔吐しそうになったわ!!

 非常に申し訳なさそうに私は最も安い『赤身80g』を注文。肉好きの私がこんな少ない量を指定するのは初めてだが、それでも¥3080するし、肉を喰らうのに白飯は欠かせないので、サラダと御飯のセット¥800を付ける。
 まず、肉の付け添えの野菜が旨ッ! 少し衣をつけて揚げてあり、野菜の甘味が強い。で、肉だが……赤身のくせに柔らかく、肉汁もタップリ😊 何もつけずに、タレをつけて、塩をつけて、ホースラディッシュで……どれも充分に旨い。
 一番安い部位でこのレベルだとすると、バカ高い部位を食ったら私の脳が旨さの情報を処理しきれんな🤔

 ショッキングな夕食を終え、ホテルの客室に戻る。後日調べると、さっきの店舗は神戸牛業界の総本山みたいな店だったらしい。おいおい……そんなやべぇ店を、あんな中華街の狭くてみすぼらしい脇道に出すんじゃない🤦‍♂️
 寝る前に錨山の電飾を観ると、アルファベット表記になってた。この芸の細かさに感心しながら就寝。

 おやすみ、神戸三ノ宮⚓

 おはよう、神戸三ノ宮。今日は生憎の曇天。雲がびっちりと空を覆ってる。

 6時30分に朝食会場へ。朝食が早いホテルは助かる。

 このホテルは朝食に出るパンが有名。『ル・パン神戸北野』というパンの専門店のパンを使っており、スープも同じ店の淡路玉葱スープ。ウィンナーは神戸ポークを使用。
 パンは上品な甘味があり、香り豊かで美味しい😃 じゃが芋のグラタンと鶏肉のクリームソース煮も美味しい。スープはすごく優しい味で吞みやすい。
 実にクオリティの高い朝食だった✨

 さて、チェックアウト。このホテル、駅に近いし客室は高品質だし朝食が美味しい。で、宿泊料金は御手頃……ビジホとして素晴らしいコスパの良さだった💗

 ホテルのすぐ側にある高速バスのバスターミナルからバス(¥3600)に乗り、鳴門大橋を渡り、淡路島経由で次の目的地まで。

 結局、乗客は私を入れて5,6人だったので快適なバス移動だった。
 残念、徳島もどんより天気⛅


 今宵はここまで。
 次回に続くー


 


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