ストレスと独り身とホテル暮らしとー ナインシーズン【第6回・静岡県沼津《前編》】
好きな相手やアイドルの推し、食べ物や趣味など、とにかく好きなモノにどっぷりとハマってやめられない状態を表現した言葉……『沼る』。
で、ここは……沼津。どれだけ沼ってやがるか確かめねば🤔
/(^o^)\ナンテコッタイ。電車から降りたらー即、沼。駅ナカの空気が禍々しいくらいまで淀むくらいの……ザ・沼。
2023年7月10日の正午。やっと梅雨の呪いから解けた日本列島(但し、九州は大雨で大洪水)。本格的な猛暑が到来する前に旅を満喫せねば。
さすがによく耳にする街名だけあって、駅前は大きな商業施設が建ち並び、人通りも多め。
今回の銅像シリーズが言いたい事を要約すると=「そこに愛はあるんか?」
とりあえず……この店からはラブパワーが溢れ出してやがる。
本日の旅は是非とも行ってみたい観光スポットがあって、まずは恒例の荷物預け。駅から徒歩2分だが、大通りの脇道に入った少々分かりにくい立地にあった。
本日の愛人『三交イン沼津駅前』である💙
エレベーターでフロントへ。既にこのホテルにも汚染が及んでいたよ。
駅前の商店街から路線バスで目的の観光スポットへ向かうつもりだったが、バスの本数があまりに少なく、時間的なタイミングが悪かったので徒歩で出発。バス代¥200がうく👏
結構な暑さの中、ひたすら突き進んでいると、デカイ橋と河に出会う。河と共に生活する地方都市……見ていると気持ち良い。
汗だくになりながら歩くこと約30分、ついに見えてきた。
『港八十三番地』。住所を名称にした飲食店や土産物が集まった複合施設。日本一の水深を誇る駿河湾の最深部は2,500mあり、深海魚が身近にいるという利点を生かし、お馴染みの魚から珍しい魚まで和食洋食問わず色々な味わいを楽しめるお店が揃ってる。
寿司、浜焼き(海鮮BBQ)、丼ぶり、深海魚バーガーなどの食を獲れたてで味わうことができ、すぐ側の沼津港で競り落としたばかりの新鮮な魚介をリーズナブルに堪能できる😃
空腹気味だが、丁度ランチ客でお目当ての店が満杯だったので、先にこちらの興味津々な施設へ。
世界初の深海に特化した水族館で、❝生きる化石❞シーラカンスの剥製3体と冷凍2体を展示していて、冷凍個体を見れるのは世界でもここだけ。
前々から持ってた割引券を使って大人¥1800 ➡ ¥1700に。館内は……涼しい😊
深海というコンセプトから館内は非常に暗く、静かで、良い雰囲気。とても落ち着けて気分が良くなる。
深海生物の独特の生態や形状や生活スタイル……観察するのは実に面白い。
水族館側が「非常に美味しい魚」と言うと複雑な心境になる。そして、このピンクなヒトデ……魚肉ソーセージとマシュマロを合成したかのような外見と質感……生々しい💧
ふむ、勉強になるねえ。家族連れやカップルまみれの館内で考えさせられるのも一興。
今宵はここまで。
中編に続くー