ストレスと独り身とホテル暮らしとー　シーズン拾壱【第８回・そこに有給休暇があるじゃろ？　それをこうして……こうじゃ！！　大阪・神戸・徳島・太平洋４泊５日の旅《三ノ宮～神戸南京町》】

　『神戸どうぶつ王国』を心ゆくまで堪能した後、電車で三ノ宮に戻る。駅前の『ミント神戸』という複合ビルへ。ここは中に約７０の店舗や映画館が入っており、私は７階のレストラン街へ。

　動物園観光を満喫し過ぎてランチが１４時過ぎになってしまったが、おかげでほぼ店を貸切。
　う～～む、❝国産小麦あやひかりを使用❞か……私はこういうこだわりに大変弱い😋

　『大名天ざる』￥１５００を注文。丁度良いコシの強さで、麺に特有の風味があって美味しい。つゆも出汁の味がしっかりしてて、昨日の昼に食べてしまった不味いうどんの記憶を更新できそう👍
　海老天の海老も鮮度良し。

　ランチに満足した後、今日のホテルにてチェックイン。今回は朝食付きプランで￥７９５１。三ノ宮駅から徒歩４分という立地でこの価格は間違いなく高コスパ😃

　本日の客室は１０階。やった、最上階だ！

　いいですなあ、この程良い高級感✨　大画面テレビの視聴を専用のソファで……心遣いに感謝😃

　ホテルオリジナルの天然水が標準配備。嬉しいね。

　３点ユニットバスも余裕の広さ。脚をしっかり伸ばして浸かれるバスタブでの入浴は、大人の嗜み。

　しかも、この客室はテラス付！！　都会の雑踏だけではなく、街の向こう側に山々が連なってる様が良いコントラスト😊

　神戸三宮の地下街にある『神戸フランツ　三宮店』で自分用の土産物を買った。左が『神戸セレブショコラ』￥１０８０、右が『神戸苺トリュフ・抹茶』￥１０８０。
　で、この二つを買った際、抽選で豪華プレゼントが当たる用紙をもらったので、必要事項を書いて投函してきた。プレゼントの中身は、神戸旅行か神戸牛か商品券✨　私はすぐに旅行にチェックを入れそうになったが……ペアじゃん🤢　ぼっちに優しくないプレゼントはやめ、❝ノーミート・ノーライフ❞な私は神戸牛（￥１００００相当）にチェックを入れた。

　日没後、仄かな夕焼けをバックに彩られた地方都市……悪くない。

　夜景をじっくりと観てて気づいたが……山の上に大きな記号のような灯りが。ネットで調べると、最初のは『錨』で、1903年明治天皇行幸の観艦式を記念して松を錨の形に植栽したことに始まり、1981年神戸ポートアイランド博覧会を記念して、錨山の永久電飾を行ってるとのこと。
　もう一つのは『北前船』で、1989年「市制100周年」を記念して開催されたフェスピック神戸大会を機に点灯し、『KOBE』『北前船（正面）』『北前船（側面）』の表示が20分おきに変わるという。
　ちなみに、『北前船』のデザインは、江戸時代に、瀬戸内から北海道に至る北前船での交易で巨万の富を築いた北風家や高田屋嘉兵衛等が、兵庫の津の振興に尽くし、今日の神戸港発展の礎を築いたことに由来している。

　今夜のディナーを漁りに行く前に、館内を散策。フロントにつながる休憩スペースは非常に広くてゆったり仕様。豊富な種類のウェルカムドリンクが並べられ、VIP感が溢れてる。

　こちらのホテル、中央部分が大きな吹き抜けになった構造の建屋で、吹き抜けの中はとても瀟洒なオープンテラスになっており、夜はライトアップされて実に映える。

　三ノ宮駅の隣は元町駅。そう……かの有名な『神戸元町南京町』がある。電車なら２分で行けるが、折角なので線路沿いを徒歩で向かう。
　流石に名の知れた繁華街だけあって人通りも交通量も多く、ネオンに彩られた街は東京の銀座に似てる。

　到着。ほほう、この門構え……横浜の中華街より少しサイズをコンパクトにした感じだ。

　人通りは思ってたよりずっと少ない。平日の夜の観光地とは言え、寂れた空気が淀んでる。

　それでも観光地としての雰囲気はよく出ており、中華街とどう関係してるかは不明だが、スパイダーマッ（東映版）が建屋をよじ登ってたよWWW

　夜の『神戸元町南京町』を隅々まで散策してみた。全体的には横浜の中華街をサイズダウンさせた様相で、同様に閉店して廃墟になってる店も多少見られた。が、この特有の雑踏感と煌びやかさは悪くない刺激だ😃

　さて、中華街に来たからには中華料理一択……といきたいところだが、やたら神戸牛の看板が目につく。私は迷った。本気で迷った。長考した結果……❝中華料理なら他の街でも食える。神戸くんだりまで来て神戸牛を食わんのは、私の中の道義に反するのでは🤔❞　NO MEAT！　NO LIFE！

　今宵はここまで。
　次回に続くー