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ストレスと独り身とホテル暮らしとー テンシーズン【第3回・千葉県鴨川《前編》】


 ある日、ふと思った。
須藤マリ「千葉県って東京都の隣なのに新幹線停車しないよね……なんとかしてよ、笑顔でぼったくるネズミさん🐭」
???「千葉県には特急しおさいがあるじゃないか、ハハッ☆ 電車駅なんて舞浜さえあればいいのさ、ハハッ★」

 ……そんなワケでやってきたのは千葉県の『安房鴨川』。2023年10月16日、正午頃の見事な晴天。

 目的の愛人まで徒歩で向かう途中で発見した回転寿司屋。昼飯時で店内はほぼ満席。平日のランチでこの混み方……人気店と見た。

 本マグロ赤身1皿。

 生タコ1皿。

 いさき2皿。

 秋刀魚2皿(生の秋刀魚は初。非常に新鮮でないと秋刀魚の生は食えないらしい)。
 う~~む、どれも旨い😋 時季的にはまだ脂がのりきるタイミングではないが、充分に旨くて満足。
 ただ……合計で¥2350。ランチで使っていい額ではないなWWW

 駅から徒歩約20分。まずは荷物を預けよう。

本日の愛人『亀の井ホテル 鴨川』である💝

 そして、愛人と道路を1本挟んだ向かい側に今回の観光スポット、『鴨川シーワールド』があるのだよ😃

 水族館の出入り口付近から眺められる海岸と、海沿いの街の光景。晴天だと格別に気持ち良い🌞

 まずは海亀が御出迎え。子供達は館内に入る前にここでテンション爆上がり

 なかなか良い雰囲気の造り。房総半島をモデルとした環境と展示内容で、地元を推す感じが素敵。

 まさかの昆虫まで展示。

 その昆虫をモリモリ食べちゃうカエルもおるでよ。

 お金持ちの家の庭にビオトープを展開した時の住民。イイ画になるなあ。

 鮭のイクラの代用品として使われるマスコの持ち主。海鮮バイキングでイクラ食べ放題!! やったぜッ!! ……と思ったらマスコだったはよくあるパターン。

 なんたる迫力。水槽がイマイチ狭くてデカイ図体を持て余してる。養殖されてる観賞用の鯉は、今や外国人の富裕層にも人気があり、わざわざ日本に訪れて1匹150万もするようなのを買い込んでいくらしい。

 船上で食べる獲れたてのイカの刺身はとてつもなく旨いらしい……こればっかりは漁師の特権。

 適者生存の法則の下、同じ海洋世界でも姿形はそれぞれ全く違う。実に面白い。

 人間社会に例えるならば、入江の岩場はビル群で、多種多様な魚達の通勤ラッシュにも見える。そして、釣り人の垂らした餌に引っ掛かって人身事故が発生する。

 昔、自宅で飼育してたよ。手の平に乗せてしっかり観察すると、すごく愛らしく、専用のエサを丸呑みする様も、一生懸命食事してるように見えて微笑ましかった。

 沖に進むと魚が比較的大型化している。東京都内の通勤ラッシュを生き抜き、地方都市に向かう特急に乗車するが如く。

 更に大型化するのかと思いきや、可愛いフグである。


 今宵はここまで。
 中編に続くー

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