糸のついた楽器マニア歴:半世紀!
こんにちは♪
学生時代から楽器が好きでした。糸のついた楽器マニアをやって、ふりかえると50年!半世紀じゃん笑 人生ってあっという間です。そこの若い人、すぐに年取ってしまうわよ
最初の投稿なので、まずは自分勝手に自己紹介。マニア遍歴を記録しておこうかなと思う。
幼少の頃、ひとりでこもって練習していたら、ちゃんと音がでてくるのがうれしいのと、なにより貧乏家庭の私にとって手軽な楽器(そうでないと後で知るが…)だったのもあって、フォークギターから始めました。歌より楽器が好き。だって、歌音痴なんだもん。コードでじゃかじゃかやっていると、こんな出会いが…
コントラバス
高校生になり、初動が遅れ軽音に入りそびれていたら、ギター・マンドリンクラブ(略して「マンクラ」笑)に所属しました。するとギターメンバー多数いて、コンバスがいないんだけどーって困っていたので、それじゃあ!ということになり。貧乏な私にとって楽器貸してくれるのは最高にありがたいし、みんなを見下ろす高い位置にいながら、音楽のいちばん低音を担う黒子的な位置付けが心地よくて。正直ちょっと暇でした。すると、マンクラではなく、○○でクラシックギターにハマっていくのです。
クラシックギターでソロ演奏をめざす!
好きだった彼氏がギター専攻だったので、おいかけてわたしも♪ってそっち系へ進学します。ところが、ヤマハの8万円のギターと4畳半の部屋ではなかなかモチベーションあがらず。苦手なピアノや声楽はアカハラだらけ。副科でバイオリンを弾いていたら学内オケでコンマスでしたが(えー、これで?)と思うレベル笑 唯一、ソルフェージュはめちゃ得意で、和声学、コード進行もスイスイ頭に入るし、なんなら作曲もできたりして、きっとわたしは理数系なんだな♪と自覚した瞬間でした。
結局鳴かず飛ばずでそのまま。気まぐれに、古楽にハマるようになります。リュートとヴィオラ・ダ・ガンバ。通奏低音はやっぱり性に合っているようで、6本弦に独特の弓使いはスムーズでした。しかし、つのだたかしさんから軽々とセクハラにあったり、生活に困ったりして演奏からしばらく遠のく20代中盤です。
人生が荒れた暗黒の時代が過ぎて・・・
ようやく気持ちと暮らしに余裕がでてきた40歳から、楽器の夢が再燃しはじめます。まずは、津軽三味線。太棹です。高橋竹山の弟子の弟子が、私の師匠。とても男前でほめるのがうまい。いや、ダメ出しもされているけれど、三味線は20年以上続いていて楽しみながらやっている。「竹遊」という名取の名前ももらい、そのころは津軽三味線を弾きながら本業の講演をしたりしていた。公園で練習していたら人が集まってきておひねりいただいたこともあった。楽器があれば生活していけるんだ!と思った瞬間でした(そんなに甘くないW)
調子にのって、ウクレレ
インターネットで、すてきなつくりのウクレレにであいました。20数万円するのを講演でPRするからと18万円くらいにしてもらい、以来たまに演奏するようになりました。けっこう簡単(うそです)。しかも癒し系♪ 昭和な人なら「あ〜、やんなちゃった〜、あ〜、おどろいた」って言えば笑ってくれるので。
そんでもって、もう一回リベンジでギター
って人生うまくいかない。ギターのトラウマが再燃。めちゃギターうますぎる先生は、ハラスメントの帝王のような人。「主婦の趣味以下だ」などと人格否定されながらの数年間と、1位間違いなしというコンクールに出場したもののプレッシャーで途中で止まってしまうという失態がよみがえり、どうしてもギターへのモチベーションがあがらないぞ。しかも、好きだった彼氏から、当時、二股かけられていたことも(30年くらいたった今さら)知らされ。あの、淡い初恋がドロドロに塗るかえられるという…。ギターはもうご縁がないのね、と聴くのに徹することとなりました。
両親の遺品
貧乏だと言われて育ったものの、両親が亡くなったあとの遺品を整理していたら、なんと!こんな高価なものを買っていたのね・・・と、どんより。子供に投資する意識が皆無な親を複雑な思いで見送り、残ったのがこれ。
父のウクレレ。母のチター。(なんで?)はい、今でも持っています。
こんな人生は嫌だ
そう思うでしょ?普通。人生100年っていいながら、私たちの世代は100年なんて生きないんだから。せいぜいもって70年か80年。柔らかいものや添加物ばかり食べ、運動せずにすわってばかり。そんな人間が100年ももつはずがない。今いる100歳(センテナリアン)は戦争をくぐりぬけた選ばれた人だもん。勝てないよ。だとしたら、あと数年しかないなら、夢、しっかり叶えたい。
気を取り直し、ハープ 挑戦
ギターの合宿があって、神戸の六甲山へいったとき、一緒に来ていたのが福井からのハープメンバー。あの煌めく音色に惹かれて、自分のギターなんてそっちのけ、すてきだな♪って聞き惚れていました。しかし、ハープはお金がかかるのでお金持ちの楽器だということ、そして、その人たちの傲慢さ満載な発言や人間性にも触れてしまい(知らなきゃ良かった)、これも「聴く専門」だなと判断していました。たまたまです、そういう人柄だったことは運がなかったのでしょう。その後、出会ったハーピストはとてもすてきな方々ばかりでした。
そこで、コロナ。せっかくのチャンス。楽器に挑戦だということで、安易ではあるけれどメルカリで青山のレバーハープを2台、購入します。オンラインレッスンという、地方在住、時間とお金のない私にとって、とてもうれしいシステム。月2回のレッスンを続けています。
ある日。
え、私、なにしたかったんだっけ?
と、ふと我に帰ります。
そう、ひとりで演奏するのが楽しいのではなく、あの「マンクラ」のようにみんなで音をあわせるのが好きだったんじゃないか?あぁ?と自分ツッコミ。だとしたら、ハープよりもっとメジャーな楽器がいいな。そうだ、、学生時代のあの記憶。あれしかない!
バイオリン、登場
満を持していよいよ最終章、バイオリンのお出ましです!思い立ったら・・・の性格なので、メルカリでチェック。続くかどうかわからないのと、ヒトケタ楽器の音質の悪さと同時に、10万円をこえると50万円まではほぼ同程度(腕次第)という独自の観点をもっているので、手の届く範囲の楽器を購入。気まぐれではあるけれど、オンラインで先生の指導を受けています。
まとめると
糸のはった楽器で演奏したことのあるものはこれ↓
フォークギター、クラシックギター、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バ、マンドリン、チェロ、コントラバス、津軽三味線、ウクレレ、ハープ、それからバイオリン。
さて。今は、ハープとバイオリンと津軽三味線にしぼって(しぼってない笑)練習を続けています。とりあえず、自分の演奏を動画を編集して、ひとりセッションができるように。そしていつか、アマオケでコンマス(まではのぞみません)ではなく、末席でよいので演奏して楽しみたいな。
これからは、
練習を続けることで上達をめざす
習慣化をすることでモチベーションを保つ
これを考えて、上達する練習方法と習慣化について記録していこうと思います。50歳代のみなさんの励みになりますように!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?