賃金の「壁」の話②
今回は、扶養控除のお話です。
現在パートタイムで仕事をしている私。月によってかなりお給料が変わる、学校の給食調理員。夏休みのある8月は0円。毎日学校がある6月や9月は、12万を越えることも。年間100万円いかないお給料です。
けれど、パートナーの職場の規定で、「月108334円超える月が3カ月続くと、扶養から外れる」という決まりがあります。配偶者を扶養している分免除される、税金の控除が受けられる、年間130万円の収入を越えることが見込めそうだ、というわけです。(130万を12カ月で割ると、108334円になるから、という根拠。130万も働けば、自立して生活できていけるだろう、という事なのかしら?)
パートナーの職場の総務さんにお聞きました。
「もしかしたら扶養を外れてしまったかも。3カ月連続で、規定の金額以上のお給料をもらってしまっている。どんな手続き必要?」と。
結果、こんな返答でした。
「どうやら扶養を抜けることは無さそうだ。確かに3カ月続いてしまっている。けれどその前後はかなり少ないので、扶養には入っていられる。しかし現在、パートの雇用主に政府は、社会保険の加入推進を促している節がある。扶養内で働くことを考えずに、会社側の保険に入りながら働くことも、検討してみても良いかも。」
と。
ただ、社会保険料は自分と会社との折半だから、それなりにしっかり働く意思がある人に限定されるそうで。
ちなみに自分の職場の総務さんにも、「私のシフトで社会保険への加入は可能かどうか」を聞いてみたところ、「会議にかけてみます」とのことでした。
入れるだけシフトを入れたとしても、年間130万円には届かないでしょう。けれど規定に引っかかって扶養の控除が受けられないとなると、扶養控除が受けられない+新たに社会保険料の支払いが発生します。
もし会社の規定にはまれない場合は、社会保険ではなく国民健康保険に加入することになります。(国民健康保険は、保険料が会社との折半ではないから、全額自分で支払うはず。高いと聞くけれど、いくらになるのだろう…将来の年金には加算される事は無いのかな…調べてみます。)
ギリギリの際際の人は、かなりの額手取りが少なくなる訳です。こりゃ年末のかき入れ時に、バイトやパートが足りなくもなるわけです。時給も上がっているので、このあたりの規定を変えるか外すかしてもらえないと、物価上がってたくさん稼がないと生活できないのに、手元に残るお金は何十万単位で減ってしまう…
自分だったら、どうなったら嬉しいかな。
どうなったら、みんながのびのび働ける仕組みになるかな。
認定待ちですが、まだまだ調べて考えてみます。