これを何とかしたいのよね
日々、家事と育児に追われる日々。
とは言え家事を早めに済ませて、夜の8時半に床につくこともできる。
これは、わたしが自身の体調を管理して毎日家事をこなせるようにするための作戦である。寝なくちゃ体力持たないし、第一健康に過ごすことは難しい。
食事のおかずは作らずに、お店の方が時間をかけて作って下さったお惣菜を買う。
台所の洗い物を先延ばしにする。
乾いたあとの洗濯物を畳まず積んでおく。
などなど。
手抜きという言葉でくくられがちであり、何となく罪悪感を覚えがちなこれらの行動。
しかし私は堂々とやっている。
だって、そこを毎日完璧にしていたら、私は日々を回せないからだ。
キャパシティの問題もあるし、時間のやりくりが下手なのもあるのだろう。できる人はできる。できない人もいる。
私は後者。
それでも毎日、家族が困らないように家のことを回す。
私が倒れるまでは、私がやる。倒れたら誰かがリカバリーできる体制は作ってはある。以前は倒れてもやってしまっていたが、それはさすがに自分にむち打ちすぎだ。
毎日持って行く水筒を洗っておく。
今回の食事で使う食器を、優先的に洗っておく。
麦茶を作って冷蔵庫に入れておく。
ご飯を炊いておく。
食べるものに困らないように、ローリングストックを管理しながら食材を購入して使う。
シャツのアイロンをかけておく。
洗濯物は貯めずに洗って毎日2回回し、すぐに着られるように乾かしておく。
体操着登校期間など、すぐに使う物は抜き出して本人のわかるところに置いておく。
ゴミがスムーズに捨てられるように、余裕を持ってゴミ出しをしておく。
床に置かれた荷物を、歩きやすいように片づける。
子達と一緒に、遊んだりおしゃべりしたりして過ごす。
家族の最近の様子を、会話の中や行動からすくい取り、やり取りをする。
子達の健康に問題があるときに、医療機関を予約して連れて行く。
その後の薬の管理。
子達の予定をチェックして、行事の観覧と提出物を管理する。
(基本パートナーは、休日の行事だとしても仕事で行けない事がほとんどなので、カメラ撮影や行けない子達の預け先の根回し、その間の食事も困らないように用意。)
各種手続きを引き受ける。
(これが一番手間がかかる。人と話すのは好きだから、話を聞くのは苦ではない。けれどそれを家族間で共有しようとすると、皆の時間を合わせたり、相手の都合を伺ったり。そもそも、聞いた話を100%の純度で伝えることが叶わないのがもどかしい。)
などなど。
以前は家族と話すのは、後回しにしていたことの一つ。「ねえねえ、」「ちょっと待って」と。子達の話を聞くのも、パートナーと大事な事を話し合うのも。
けどそれは、かけがえのないものだから、今の彼らの考えていることやアイディアに興味があって、私が知りたいから、おしゃべりの時間はそれらを後回しにしても作りたいと努力している。
後回しにしたら、どこかで帳尻を合わせる。
こんな風に、早起きしたり!
工夫をしながら作戦を立てながら日々を回しているけれど、遠慮が勝って進められない事がある。
それは、パートナーと家に関わる事を突き詰めて話し合うこと。
面倒なことはおまかせ!自分は稼ぐから!スタイルであるのは分かっているのだが、家のことはさすがに私1人では決められない。一緒に話をしたいけれど、休みの日に「時間を作って!」ということがはばかられる。
激務に追われるパートナー。せめてお休みの時にはゆっくりして欲しいとは思うけれど。
タイミングが合うときもあるのだが、その時にいっぺんに話題を詰め込もうとするとパンクしてしまう。
そしてそして、私は自分のためだけに使う時間を捻出することができない。遠慮が勝って、「1人で外出したい!」と言い出せない。「子ども連れて行けば?」と言われて子どもが行きたい!と始まると、内心シュンとなりつつ結局連れて行ってしまう。
そこだけは、何とかしたいのよね。