頭の整理整頓、漠然とした不安
仕事で失敗し、他人から叱責されて、自分の不甲斐なさを自身でも責めてしまい、掴みどころのない漠然とした不安で頭がいっぱいになる時
「時間が解決してくれる」のだと、今までの経験から流石に知っている。後で思い返せば大した事ではなかったと、なんであんなに暗い気持ちに飲み込まれそうになっていたのかと、少し可笑しく感じる時が来るのだろう
けれど、その時はその事で頭がいっぱいになり、そんないっぱいになった頭では他の事への対応も満足にできず、不安になりさらに失敗してしまったりする
そんな時は、まず深呼吸3回。しっかり鼻から空気を吸えるだけ吸って、口から肺の空気を出し切る気持ちでゆっくり空気を吐く。それを3回。その30秒程度で少しだけ不安が減り、頭のパニックが少し治まり、視野が広くなる
そうしたら、自分が何に対して不安を抱えているのか見ることができるくらいには落ち着いてくる。ただただ、漠然と形の掴めない不安を取り除くことなんてできない。けれど、少しでも不安の形が見えたのならば、どうすれば不安を減らせるのか考える事ができる。そして、もし、不安を減らす行動を始める事ができたのならば、不安で見えなくなっていた課題を解決する一歩を踏み出している
別の不安を方法として、漠然とした不安があった時は息が切れるまで運動をすることにしている。
息が切れるまで体を酷使すると、頭はそれまで感じていた不安に注意を払うことなんてできなくなる。その間に漠然とした不安に対しての取捨選択が行われ、絶対悩まなくては言えない事と、別にどうでも良い事が頭の中で分けられる、そうなったら、別にどうでも良い事は無視して、絶対に悩まなくてはいけないことに集中できる
他人のことは変えられない、天災の類だと割り切って自分を守る術を身につける