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贅沢と幸福とその先

贅沢をする。つまり、高価な食事、高価な服飾品、高価な住居等、日々の生活の中でお金を使って生命活動に必要な最低限以上に生活を豊かに向上させる行動。生命活動が保障されているレベル以上に豊かな生活をなぜ求めていくのだろうか。

お金を使えば生活の中の様々な点を変更させることができる。ただし、誰しも無限にお金を持っているわけではないから、どこにどれだけのお金を使うかを選択してお金を使っている事になる。

仮に、今、2000万円手に入れたとしたら私は何をするだろう。高級レストランへ食事に行くだろうか。有名ブランドの服を買うだろうか。もっと賃貸料の部屋へ引っ越すだろうか。その想像の一部は正解となるだろう。では手に入ったお金が2億円だったら、もっと極端に2兆円だったとしたら、私の行動に変わりはあるだろうか。さらに、それに伴い、私の感じる幸福度は増していくのだろうか。

幸福度は変わるのだろうか。お金によって不幸な状況から脱出はできるだろう。ではその先はどうだろう。生活の豊かさと幸福度が向上が伴わない点がくるのではないかと思う。ではそこはどの点か。

まず、そこがどの点か確認してみよう。私がどこまでお金によって幸福になれる人間なのか。そこまではお金を使ってみて、自分を観察する事で理解することができる。その道筋は明確だし、単純だ。

そこからが本当に、人間として、この世界を生きている価値を生み出す、本当に本当に大変だけど大切な過程に取り組むことができるのではないか。

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