研究と最高の日常

ケンブリッジに来て、もう3週間が経つ。この日記も遅れがちだ。研究中心の生活には違いないのだけれど、毎日何かしら新しいことが起きる。新しい人と出会う。
7月6-7日の週末にHigh Leighで行われた、ロンドンの教会の合宿、Parish Away Weekendについても、日記に書いて残しておきたいことがいっぱいあったのだけれど、なかなか日記に書き残す時間がとれない。旧知の人たちとは再会を喜び、また、新しく知り合った人たちもたくさんできて。とりあえず、写真だけもアップしておこう。

「即興とは、コミュニティの中で習慣と信頼が築かれることで、そのメンバーが台本のないドラマを恐れることなく演じることができるようになるプロセスである」—サム・ウェルズ
典型的イングリッシュな田舎の風景に感動です
こんなに大きなユーカリの木はみたことがない。ピリっとした強い香りを周囲に放っています。虫はまず寄ってこないでしょう。孤高で立派。


合宿当日には列車にコートを置き忘れてしまい、半ば諦めかけたのだけど、友人や鉄道の職員たちの見事な連携プレーにより、無事、迅速に回収。皆様、お世話になりありがとうございました。

教会のニュースレターにカーター司祭が振り返って書いていたように、最後に行われた、参加者全員が輪になって隣の人に次々と聖餐を執り行ってゆくという聖餐式は、私も感動した。こういうラディカルなことができる教会、他にある?

さて、その後はロンドンの皆とは別れて、再びケンブリッジ生活。ひたすら机に向かうことの繰り返しの毎日だけど、ここにいると孤独を感じない。多かれ少なかれ、ここにいる皆が研究者として同志だって、勝手にそんな気がするから。

今日は部屋に掃除の方が入ってくださることもあり、朝一から大図書館へ移動。集中できるわあ。なんだけど、途中から図書館の外での工事の音で、体がびくっとするほど大きい音を立て始めた。しばらくすると、ライブラリアンが何かを配り始めた。

なんと耳栓

いやー。外がうるさいからといって図書館で耳栓をもらえるなんて、初めての体験だ。うん、はかどる。はかどるのだけれど、数時間経つと、さ、寒い。朝、掃除の方が入ってくることもあり急いで部屋を出たので、スウェット一枚で来てしまったのが迂闊だった。冷房で寒いのではなく、外気温が17、8度なのだ。で、石造りの図書館の中の、天井の高いだたっ広い部屋だから体感温度が15度くらいか。午後3時を前に、手がかじかみ図書館はギブアップ。

その後はマーケットに寄り、バーガーを買って自分の部屋で遅い昼食。体もあたたまり、数時間机に向かい、今日はここまで、という午後7時ごろ、近くのSainsburyに買い出しへ。やっと買えたーお気に入りのバター。会いたかったよう。

アイリッシュです

夜食には、オーツクラッカーにこのバターをたっぷり❤️ それとフムスを添えて。それとプラム1個。

必要な本が、まあなんとかすぐに手に取ることができ、カレッジのコミュニティも雰囲気がよくて、地域の教会のイベントも充実していて。最低でも週2度は聖餐式ができて、主の祈りをほぼ毎日、唱えることができる。こんな、プチ修道院生活みたいな生活、最高だ。

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