浮気癖のある人でも、浮気をやめる条件があるらしい

この前「浮気」に関して、興味深い話を聞いた。

私は「浮気する人は次もする」
と思っていたけど、この話を聞いて少しだけ
見え方が変わったので紹介したいと思う。

まずこの話を聞くことになった経緯について。

学生時代から仲良くしている友達が
長年付き合っていた彼氏と婚約した。

私は彼氏側とも交流があって
そのカップル＋私で遊びに行くことも多かった。

彼氏からはプロポーズの段取りについて相談を受けていたから、無事婚約したよ！と聞いた時は
自分のことのように嬉しかった。

なのに…。

突然、婚約破棄することになってしまった。

婚約破棄の原因は
彼氏側の「浮気」だったという。

その話を聞いた時、
わたしは怒りと呆れに襲われた。

なぜなら、
その彼氏は過去にも浮気をしているから。

婚約にあたって
指輪の購入とか、結婚式会場を抑えるとか、
少なからずお金が発生しているはず。

お金だけじゃなくて
両家族を巻き込んで準備も進めていたはず。

それなのに…。
そんな状況においても、浮気する人は浮気する。

浮気性ってやっぱり治らないんだな。

そう痛感させられた出来事になった。

ここまでが、最初に話した
「浮気に関する興味深い話」を聞くことになった経緯。

思い出すだけで腹が立ってくるけど、
とりあえず本題へ移りたい。

どれだけ辛かっただろうと思うけど、
周りに婚約報告をしてしまっていたから
その友達は1人1人に破棄報告をしたそうだ。

とにかく慰めてくれる子。

一緒に泣いてくれる子。

自分のことのように怒ってくれる子。

色んな子がいたらしいけれど、
報告をする中である子からこんな事を言われたらしい。

「浮気する人ってね、
　相手が同じ間は治らないんだと思うよ。」

これが最初に話していた
「興味深い話」である。

つまり今回の話で言うと、

浮気した彼氏は、
その友達と何度ヨリを戻そうが
「その友達と付き合っている間は」
また浮気するよ、ということだ。

目から鱗な発言。
その視点で見たことはなかった。

この発言をした友達は私も知っている子だが
この子も学生の頃はよく浮気をしていた。

自分が経験してきたからこそ言えるようで
なかなか信憑性があると思った。

それに、その発言の信憑性の有無に関わらず
よく考えてみればその通りかもしれないと思う。

例えば、遅刻魔な人。

何度も何度も
「次こそは寝坊せずに予定に間に合わせる…！」

と意気込むのだけど、
やっぱり次もまた遅刻してしまう。

これってきっと
「遅刻しても、許してくれる相手」
「遅刻しても、雇い続けてくれてる会社」

その環境にどこか甘えているからじゃないかと思う。

本当に反省はしてるの！
…でもきっとあの人は、あの会社は
次も許してくれるはずだよね。

そんな甘えがどこかにあるから
その人にとって、本当の意味で
「覚悟を決めきれない」環境なのだろう。

浮気も同じなんだと思う。

浮気を一度許してくれた相手である以上、
やはり本当の意味で「覚悟を決めきれない」
のだろう。

「自分は人を傷つけてしまった…」
と、少なからず反省はしているだろうから

相手が変わればまた新たに
「覚悟が決まる」のかもしれない。

浮気性だった人が、
人が変わったように一途になったケースを
稀に見る。

もちろんその相手のことを愛しているからだとは思うけど

「付き合う相手が変わって、覚悟が一新された」

という点が大きいのかもしれない。

この話をすると
「どうせ許してくれる！と思われたから
　自分は浮気されてしまったのか…。」

と思う人がいるかもしれないから
あらかじめ言っておきたいけど、

絶対にそんなことはないよ！！

浮気する人というのは
条件が揃えばどんな相手と付き合っていようと
浮気をする。

自分が悪いから浮気されたんだ…。
なんて責める必要は全くない。

どんな理由であれ
浮気する方が悪いに決まっている。

でも、どれだけ辛い思いをしても
どれだけ嫌なことをされても
そんな相手を嫌いになれない気持ちも分かる。

嫌いになれない自分を許してもいいけど、
浮気を許す度に「相手の覚悟」はどんどん減っていく。

そして、その機会を与えているのは
紛れもなく「自分」なのだということは
理解はしておいた方がいいかもしれないと思う。

わたしの友達も
いま浮気に悩んでいる人も。

覚悟が決まりきらない相手を切ったら
きっと「自分が幸せになる覚悟」が
湧いてくるだろう。

どうかその覚悟は
ブレずに持ち続けてみて欲しい。

そんな覚悟が決まった姿を
「素敵だ」と言ってくれる人は
必ずどこかにいるはずだから。

今夜もお読みいただきありがとうございました。

皆さんがいい夢を見れますように。
good night🪄