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BIG TREE(CHAGE&ASKA)の歌詞が深い

何気なくテレビをつけていたら、のど自慢チャンピオン大会をやっていたので、最後まで見てしまいました。

いやー、面白かったし、皆さんすごくお上手でした。のど自慢って、いろんな年代の人が出ているのがいいですよね。そして、その人のストーリーが垣間見れるところも好きです。さすが、昭和から続いている長寿番組だし、これからも続いてほしいな。

ふいに、懐かしいイントロが流れてきだと思ったら、CHAGE&ASKAの、『BIG TREE』という曲を歌っている方がいて、懐かしさが込み上げてきて、なんだか書かずにはいられなくなりました。

母がチャゲアス好きだった影響で、私も中学生の頃チャゲアスばかり聴いていました。その頃はこの曲の良さはあまりわかっていなかった気がします。30年くらい経った今、あらためて聴くと、曲の壮大さに圧倒されるし、何より歌詞が深い。

解説してる記事をみつけました。

歌詞は、こちら。

海の上にそびえる不思議な木を
大きな旗を立てて眺めている

眠りから覚めて 夢を着替えた
どんな季節にも 自由の姿で
倒れない気がしたから 朝のドアをくぐった

君は見たか ひとつの鼓動分け合いながら
心にふちどられてる 君だけの BIG TREE

非常口の明かりを気にしながら
小さな窓を開けて微笑む人

ためらいを捨てて ビルに上ろう
空に掛けた絵を 胸に持ちこんで
昨夜見た夢の中 はためかせてみようか

君は見たか ひとつの鼓動分け合いながら
心の場所を知らせる 君だけの BIG TREE

大きな海と 大きな空と 大きな旗と
君だけの BIG TREE

黄昏の夕陽うけても 沈まない
君だけの BIG TREE

大きな海と 大きな空と 大きな旗と
君だけの BIG TREE

動かない景色のような
誰かがくれた生命の BIG TREE

君は見たか ひとつの鼓動分け合いながら
心にふちどられてる 君だけの BIG TREE

さきほどのブログ記事にはこのようにあります。

公式ウェブサイトには「人の心の中に根ざしたものを表現したくて、それが“木”という風景になって生まれました。大きく構えて言い切 った曲というのは、おそらく初めてだと思います」(抜粋)とある。

歌詞をワンフレーズずつ拾い、その意味を何度考えても掴みきれない。掴む必要もないのかもしれない。

人間を”BIG TREE”になぞらえて、その可能性をも含めて、人間そのものを讃えているのだということがひしひしと伝わってくる。

(中略)

自分自身の中にある大きな可能性を信じ、尊さを自覚し、自分の人生に意味を見出す。それを生きることに誇りを持つ。

がゆえに、他者にもそれを見出し、尊重し大切にする。

誰の中にもそびえ立つ「君だけの BIG TREE」。

CHAGE & ASKA「BIG TREE」―”閉塞感を打ち破れ。君だけのBIG TREE”


なるほど。中学生のときは言葉のままとらえていた「BIG TREE」は、自分の中に根差した、大木のようなもの。
自分の中の大きな可能性、誇り、揺るがない自尊心のようなもの、もしくは自分そのものなのかなと解釈しました。個人的には、「BIG TREE」と「victory」をかけているのではないかと思っていて、だからこそ、「君だけのBIG TREE」と歌っているのではないかと思っています。自分のBIG TREEを大切にしていくことで、誰と比べるでもなくあなたの勝利につながっていく、と。

歌詞もさることながら、メロディも本当に壮大。短い曲なのに、物語をひとつ聴き終えたような感覚があります。なんだか自分の中からムクムクと湧き上がってくるものまで感じます。雄大な自然の風景に向かって、一歩踏み出すイメージ。曲の力ってすごい。

背中を押してもらいたいときに、何度でも聴きたい曲です。

この曲を歌ってくれたお父さん、きっと同年代くらいですね。ありがとうございます!

MVも貼っておきます。

そ、それにしても、、、
子どもの頃はASKAにしか目がいかなかったのが、CHAGEがやたらとセクシーに見えるのは大人になった証拠でしょうか(笑)。

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