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宇宙人から子供を守る⁉イメトレをする妻の愛情に感謝です。

我が家には3人の子供がいます。みんなが小さいとき、妻が面白半分でこんんなことを言いました。

「昨日、ふと宇宙人が我が家に来たら、子供たちをどうやって助けようかと考えたんよ」

私はあっけにとられましたが、半分本気で話す妻に「そんなことないから大丈夫だよ」と言いまいした。こんなことも考えるんだと妻の面白いパーソナリティにほほ笑みながら、母親としての愛の深さも感じていました。

先日、ワイルドライフという番組を見ました。ピューマの子育てを追ったドキュメンタリー番組です。

肉食のピューマにとって、生きるためには狩りで獲物を捕らえ続けなければなりません。逃げられれば食事にありつけない空腹の日々が続きます。大自然の中で生きる自然の摂理ですが、その厳しさは想像以上でした。しばらくは食べものに困らない大物を仕留めにかかるが、決して簡単な狩りではありません。失敗が続けば仕方なく小さい獲物を捕らえますが、量としては十分ではありません。自分の体力もきっと落ちている。そのような状況下でも、久しぶりに捕らえた獲物を子供たちに優先して与えていました。

自分だったらどうするだろう。恥ずかしいかな、自分が生きることを最優先とする判断をしていたかも‥‥

父と母、父性と母性。そこにはやはり大きな隔たりがあるようにも思ってしまいます。ジェンダーレスの時代、父親も子育てに参加するのが一般的な時代。私も子育てには積極的にかかわってきた方だと思います。それでも、「子供を宇宙人から守る」という、超越的な発想は浮かばないし、常にピューマの母親のような行動ができるかと言われれば、「はい」と言い切る自信はありません。

我が家は妻のおかげで、笑顔の絶えない楽しい日々を過ごすことができています。間違いなく我が家の中心は妻であり子供たちの母です。幸せな毎日を過ごせるのは彼女のおかげであり、その中心に大きく存在するのは母親としての愛情だと思います。

感謝しかありません。宇宙人から子供を守ってくれる、愛する妻に。

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