営業ときどきクリエイティブ

50代。営業マネージャーをやりながら、クリエイティブなこともやっています。若き頃、雑誌…

営業ときどきクリエイティブ

50代。営業マネージャーをやりながら、クリエイティブなこともやっています。若き頃、雑誌編集をやっていましたが文書力の弱さを痛感して断念。対人スキルは自信なし。それでも努力して、営業としても地盤を確立しました。センスを努力で乗り越える。それをモットーに日々、いろいろと学んでいます。

最近の記事

宇宙人から子供を守る⁉イメトレをする妻の愛情に感謝です。

我が家には3人の子供がいます。みんなが小さいとき、妻が面白半分でこんんなことを言いました。 「昨日、ふと宇宙人が我が家に来たら、子供たちをどうやって助けようかと考えたんよ」 私はあっけにとられましたが、半分本気で話す妻に「そんなことないから大丈夫だよ」と言いまいした。こんなことも考えるんだと妻の面白いパーソナリティにほほ笑みながら、母親としての愛の深さも感じていました。 先日、ワイルドライフという番組を見ました。ピューマの子育てを追ったドキュメンタリー番組です。 肉食

    • 商業デザインの「好き・嫌い」問題を考える

      カタログ、会社案内、リーフレットなど、商業デザインと言われるジャンルにおける、デザインの好き・嫌い。個人的には意味がないと思っていました。 こんなヒアリングをするデザイナーがいます。「どんなフォントにしましょうか?ゴシック?明朝?」この質問もあまり意味がないと思っていました。フォントを選ぶ際、どこまでお客さんが考えているか。あまり深く考えていなくて、単に自分の嗜好性で答えると思うからです。だから、この質問するデザイナーに「?」を感じるし、はたして、この答えをベースにしたデザ

      • 英会話って頭で考えすぎたら、きっとダメなんでしょうね。

        英会話の勉強、地味に少しずつやっています。 平均すれば週に2回くらい。朝、約20分。ビジネス英会話の本で学んでいます。まさに、亀の牛歩といった感じ。本当に少しずつ。本当は目標を定めて進めた方が良いと思うけど、とりあえずやってみようというのが現状です。なので自信を持って言えます。あまり身についていないと…… 50歳半ばなので、記憶力は衰えるばかり。学んだことをしっかりと着実に忘れている……と思いつつ「継続は力なり」の言葉を信じて続けています。(本当は、目指せ〇〇までにTOE

        • 言葉学びは音からが基本⁉ 意外と書いて覚えるって少ないみたいです。

          ダメダメ英会話から、英語への興味を持つようになり、今、少しずつ勉強を始めました。目標はビジネスで使えるようになること。 いまのご時世、どんな企業、どんな業種でも先の保証はありません。 ならば、自分のスキルアップのためにも、英語を身に付ければ、新しいチャレンジにもつながっていく。 そんな想いで始めました。 (壮大な理想なので、どこまで頑張れるかは不安ですが・・・・) とにかく隙間時間を生かすこと。ということで、営業の車移動の間にポッドキャストで英会話を聞いています。超初心者用

        宇宙人から子供を守る⁉イメトレをする妻の愛情に感謝です。

          デザインには説明は不要!…でも必要なときは、しっかりと。

          自信に満ちたデザイナーほど、「デザインに説明はいらない。見たままを感じてほしいだけだから」と、さりげなく言い放つことがあります。まるで、その言葉には見えない風が吹いていて、その風に乗ってデザインが自由に語り始めるかのように。 確かに、ポスターや商品パッケージがターゲットの目に触れる瞬間に、「このデザインはこういう意図で作られました」なんて告げる手段は存在しません。だから「説明は不要」という考え方には納得がいきます。 でも、これは絶対に説明が必要だな、と感じたことがありまし

          デザインには説明は不要!…でも必要なときは、しっかりと。

          停電に思う、アナログとデジタルと仕事

          本日、分電盤の不調が原因で電気がストップしてしまいました。電気が止まると、あらためて何もできないということを痛感しました。 照明やエアコンはもちろん、電気コンロなので料理もできず、お風呂やトイレも使えず、Wi-Fiもダメ。結局、窓を開けて寝るしかありませんでした。 私が生まれ育った家はかなり古く、汲み取りトイレで、お風呂は薪で沸かす五右衛門風呂、コンロもガスだったので、今よりは停電でも何とかなる環境でした。今から見れば不便な生活ですが、電気に支配されることもなく、ある意味

          停電に思う、アナログとデジタルと仕事

          「対人力」をあげる「最強の組み合わせ」に、もらった勇気

          私は50代で、営業経験は25年ほどあります。これまでに多くの営業マンと出会い、何人もの部下を持ってきました。その中で、時々いるんですよね、スーパー対人スキルが高い人が。私はこういった人を「瞬発力のある営業」と勝手に呼んでいます。 相手の懐に一瞬で入り、可愛がられる。話術もそうですが、女性の場合はキラキラとしたオーラで相手を自分のペースに引き込んでいく。商品知識や提案力がなくても仕事を取ってこれる。自分の魅力で一瞬で仕事を取れるということから「瞬発力」と表現しています。 で

          「対人力」をあげる「最強の組み合わせ」に、もらった勇気

          ダメダメ英会話で気づいたこと。ルールを変えるって大切かも。

          私のお客さんで、海外へ販路を広げている会社があります。そこへ訪問した際、部長さんから「今日の商談を英語でやってみよう」という提案がありました。 この方、海外展開に力を入れている企業の部長として、日常会話程度は話せるようになりたいという思いから、毎朝英会話の勉強をされているとのことです。学生時代は英語が大嫌いだったそうですが、始めてから2ヶ月ほど経った今、まだたどたどしい感じが全開といったところです。 私自身、受験英語しか学んでおらず、最後に英語で会話したのは20年ほど前の

          ダメダメ英会話で気づいたこと。ルールを変えるって大切かも。

          スポーツも思考もコンディション。スランプという魔物はいません。

          オリンピック、連日、すごい盛り上がりですね。 自分の力を発揮した選手、そうでなかった選手。勝負事は運もあり、一瞬の せめぎ合いで決まるので、必ずしも実力者が勝てないこともありますが、それもまたスポーツの面白さのひとつだと思います。 そのオリンピックでよく耳にするのが「最高の準備をして臨みたい」という言葉。つまりコンディショニングのことですが、スポーツにおいてはとても大切な言葉だと思います。 以前、スポーツ雑誌の編集の仕事をしていた時に、編集長から教えてもらった中で、強く記

          スポーツも思考もコンディション。スランプという魔物はいません。

          AIとのキャッチボールで思わぬ副次的効果を発見

          最近、お客様への提案企画作成において、AIを活用したブレーンストーミングを頻繁に行っています。今回は、このAI活用の過程で感じた、思いがけない効果についてお話したいと思います。 AIブレーンストーミングを成功させるためには、プロンプト(指示文)が非常に重要です。企画の背景、目的、ターゲット、ゴールなど、できる限り詳細な情報をプロンプトに入力する必要があります。良い答えを導き出すために、あらゆる情報を盛り込むことが大切です。 さらに、答えの方向性を絞るために、「例えば〇〇の

          AIとのキャッチボールで思わぬ副次的効果を発見

          クリエイティブって、この瞬間が「やりがい」。

          営業でありながら、ときどきクリエイティブな仕事をします。そのほとんどはリーフレットやWEBの構成案づくりです。今回の案件は、お客様の新人営業の方がまとめた原稿からの構成案づくりでした。 今までいろんな業界に販売してきた製品を、新しい業界へ販売するためのリーフレットです。いただいたのは「タイトル」「サブタイトル」「メリット4点」「モデルプラン」の4点でした。もちろん、これをダイレクトに構成に落とし込むことはできますが、それではプロとしての名が恥じます(少し大げさですみません)

          クリエイティブって、この瞬間が「やりがい」。

          クリエイティブは主観と客観の交差点

          あるお客さんのホームページのデザインディレクションをしました。機械メーカーで、その会社のものづくりに対する想いを伝える「ものづくりコンセプト」ページです。私はその会社のものづくりに対する真摯な姿勢にすごく共感しているので、それをどうにかして伝えたいという想いで取り組みました。 メーカーのものづくりに対する想いって、ふつう顧客には関心が湧かないところだと思います。性能や価格、耐久性など、あくまでも大切なのは商品情報。ものづくりに対して真摯に取り組んでいても、価格が高ければ購入

          クリエイティブは主観と客観の交差点

          クリエイティブの絶対的な味方にしたい、生成AI

          生成AIを駆使して、お客さんのホームページ掲載用の導入事例の文書を作りました。全部で9業種。丸投げのお客さんなので、自分で調べ文章を作成しました。 ここで活用したのがチャットGPT。ネットからひろってきた記事をペーストして、まるパクリにならないように削除するワード、不要な文章を指示。また追加したい項目などを加えながら、文章を作っていきました。時には各文すべてが「ます。」で終わることもあるので、単調にならないように修正指示しながら、80点までの文章を作成。最後は自分で仕上げる

          クリエイティブの絶対的な味方にしたい、生成AI

          ビジネスは信頼、チームも信頼

          少し前に部下に対する性悪説な見方での指導を行いました。端的に言うと「嘘をついているのではないか」と、部下への不信を伝えました。強い企業、ルールを明確にしている企業には、特別なことではないのかもしれません。私のお客さんで管理職の人に、このことを伝えると特段驚いたようすもなく、サラっと流されました。 ただ、私の中では不安はありました。それは私自身が仕事において会社において、チームにおいて信頼が一番大切だと思っているからです。これが無ければ、組織として成り立たない。成長もない。発

          ビジネスは信頼、チームも信頼

          1年間の挑戦の結果

          会社のメルマガを初めてちょうど1年が経ちました。 月1回の発行、6つのコーナーに分かれていて文字数は約4000文字。スタートした最初は丸1日くらいかけて作っていました。 既存客との接点を増やすという意味で始めたメルマガですが、開封率は約30%。お客様から「楽しみにしているよ」「朝礼の発表ネタとして使わせてもらている」など、わずかですが嬉しい声もいただけるようになりました。 このような声をいただけるのももちろん嬉しいですが、私としては作成時間が大幅に少なくなったことも自身の

          期待を超えるデザインに必要なものとは

          これは私の仕事の中でも大きなテーマとしていつも考えています。 期待を超えるとは、相手の創造を超えるとも言えますが、決して突拍子もないデザインというわけではありません。 目的、要望に対して、このような表現があったのか、と思っていただくもの。 違うアプローチで表現を試みて、より効果的のあるものをつくること。 時には大胆さも必要でしょうし、発想の転換も必要でしょうし、視点を変えることも必要だと思います。 ただ、単に大胆にすれば良いというものではありません。それはあくまでも表面的な

          期待を超えるデザインに必要なものとは