『サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-』感想①
王子とツバメ、櫻と向日葵。
「幸福に生きよ!」の先で辿り着いた答え
はじめに
普段からノベルゲームに対しての感想は外へ向けて発信せず、心の奥底で留めておくことにしているのですが、今回ばかりはそういうわけにもいきませんでした。『サクラノ刻‐櫻の森の下を歩む‐』(以下『サクラノ刻』)を読み終えて一年近く経過していますが、私の魂はこの作品に依然として囚われたまま離れられていません。どうしてもこの感情を可能な限り具現化して残しておきたかったため、自作の小説や小説の感想をあげて