今の所、小回り優先(エッセイ)
私の乗っているの車は、軽自動車。
普通車よりは小さくて、私に向いてる。
免許取りたての頃、私は父のポルテに乗っていた。ポルテは私の中では大きい車で、教習所の時はマツダ車の車で運転を練習していた。
車幅とかは思うより大きくないと言われても、私には充分過ぎるほど大きいポルテ。悲しいかな、この父のポルテは初心者ドライバーだった私の犠牲になってしまった。
★下にこする
★脱輪
初心者ドライバーの方が経験するであろう事を私は網羅し、その代償にポルテに傷が付いた。
そんなポルテだが、私の代償にも負けず、今でも現役でバリバリに走っている。本当に逞しい限りだ。
前のnoteにも綴った様に、私には運転の自信がポッキリ折れ、暫く運転から離れていた時期がある。
そんな時に出会ったのが、今の軽自動車。ダイハツ車の軽自動車で、新車ではない。けれど、そんな軽自動車は、私をまた運転出来る様にしてくれた。
軽自動車は軽自動車の中でも小さい車種で、初めに乗ったときは助手席との狭さに「軽自動車って、こんなに狭かったっけ?」と思ったものの、今ではもう慣れっこだ。
そんな軽自動車で
移動する。
運転をする。
軽自動車になって一番良いことは、小回りが利くようになった事。少し狭い道でも割りと進んでいける。
すれ違わなければならない様な道は通らないようにしているが、普通車では一旦下がり、切り返さないと入れないような道も、軽自動車なら一回で曲がりきり、進んでいける。今の私には、軽自動車が合っている。
車の運転技術の本で、慣れればどんな車でも乗りこなせると書いてあったが、私には軽自動車がそれなのだ。
そんな軽自動車にも欠点はある。
あくまで私の乗っている軽自動車の話だが、坂道をガンガンと進んでいけない事。高速道路では、あまりスピードが出ない事。
けれど、下り坂であればスイスイ下っていける。時にエンジンブレーキを使いながら、下っていける。
今、私は運転をしている。
完全に自信を取り戻した訳ではないけれど、軽自動車の相棒と、ポルテでは行けなかった遠出が出来るようになった。
あともう少し増やしたい気持ちは、
「運転するの、楽しい」だ。
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