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2次元作品における、愛した人をなくした男の人の一途さがたまらなくなる。(エッセイ)

これは、今のところ2次元作品だけに思うことなのだが、上のような男性キャラクターに心を掴まれる。

例えばもともとは情報を聞き出そうとして親しくなり、恋人になった二人だが、彼女は敵の手によって消されてしまったり、何処か親のためにと諦めていた将来を改めて考え直させてくれた彼女が突然亡くなってしまったり。
そんな、出会いと別れ。
過去を背負いながら、今も生きている、そんな男性キャラクターを見てると私はたまらなくなるのだ。

そんな境遇のキャラクターには
憂いが宿る。儚さが宿る。そして艶が宿る。そして彼らは、生きている今でも自分が愛した彼女を一途に愛してやまないのだ。あー、なんといい男たち。
そんないい男達に愛された彼女達もなんと幸せなことか。
と、私は思う。

そこまで誰かを愛すことができた男性キャラクターたち。キャラクターに限らず
ここまで愛せる人を見つられた方達を私は尊敬する。

ちょっとした事で出会い、出会いを重ねれば重ねるほど本気で愛して、悲しみを背負いながら今を生き続ける。

そんな彼らが、私は好きです。


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