じわ〜、じわ〜っと(エッセイ)
「地味に高くなっているのですが……」
最近の値上げ、値上げに、値上げ疲れを起こしている自分が居る。
逆に、今までの価格を安くしすぎていたんじゃないの?なんて思うくらいには、まあまあ疲れている。
そんな私が、最近地味に感じているのが、生理用品『ナプキン』の値上げだ。1年ほど前にも似たようなnoteを私は書いたが、その時よりも、また値段は上がっている。
仕方がない。
そんな事はわかっている。
わかっているけれど、心の何処かで
『……なんでかな〜……好きでなっているわけではないのに………』
という、もう1人の私が不貞腐れている。
まあ、しょうがない。
そんなありきたりな自分への慰めの言葉を吐き出し、私はまた1つ生理用ナプキンを購入する。
値上げをしてしまってはいるものの、それでもある店舗ではお手頃な値段で販売をしてくれていたりするから、結構嬉しかったりする。
12歳から、生理が始まったとして50歳頃に閉経を迎えると仮定し、ナプキン購入の平均的値段で計算をすると、約『40万』生理用品ナプキンに費用がかかるらしい。
それを少ないとみるか、多いと見るかはその人、その人の価値観になってしまうが、それでも40万って、私は結構大きい金額だと思う。
けれど、それだけではなく、生理用ショーツだったり、鎮痛剤だったり、生理に関するナプキン以外のモノを加えるなら、もっとその費用は大きくなる。
けれど、これはあくまで私自身の『今』に対して思っている事、感じている事で、この先どうなるかなんて、何にも分からない。
けれど、『今』の私は、生理用ナプキンを見ては、ジワ〜、ジワ〜と、値上げの波を改めて感じているのだ。
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『ナプキン 生涯 金額』より
一部抜粋。
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